北北海道を牛柄トラックで駆ける牛削蹄所。菅原道北削蹄所のオフィシャルサイトです。

削蹄と消毒への心がけ

今年は口蹄疫が流行した年でした。
ニュースでも大きな話題になっていましたので一度は聞いたことがあると思います。


もし感染した場合その動物は、熱や口の中や蹄の付け根に水ぶくれができるという症状が現れ、
感染した肉を食べたり、牛乳を食べてもヒトにうつることはありません。


口蹄疫を聞いたことがあってもそれが何か詳しくは知らない方が多いと思います。


★口蹄疫とは?
動物の爪先が二つに割れている、蹄(ひづめ)が二つになっている動物がかかる病気です。
一度感染するとその動物は殺さなければいけないという世界的な決まりがあります。
それは完全に治癒できる方法がまだ見つかっていなく、
根本的な解決方法がないため感染が広がってしまうためです。




日本では近年聞く病名ですが、ヨーロッパでは100年以上昔から口蹄疫との戦いの歴史でした。
北海道では10年前に1件のみ発見されましたが、今年はまだ北海道では発見されておりません。


当社でも清潔を心がけるために、ユニホームの衣類やカッパ、工具などの牛と触れる所の消毒を今まで以上に徹底していきます。
消毒薬は「クレンテ」または「パコマ」を使い細心の注意を払っております。


爪切りだけではなく、万全の体制で作業にのぞむのも当社の大切な仕事の一つです。


by WASHIMI

2010-11-26 Category コラム, 蹄病・消毒 | 3 Comments

湖畔



Nikon D80 SIGMA DC 18-200mm

2010-11-20 Category sugaWara, 風景フォト | 3 Comments

全国牛削蹄競技大会への道 ~2010-2011~

牛の爪切り削蹄。
日頃より技を積み重ね続ける削蹄師。
体力と集中力の融合した、牛と技術の真剣勝負。


飽くなき技の探求に日々精進。それは当社も同じ。
プロの中のプロ、職人の削蹄師が年に一度だけ一同に会します。


それが「全国牛削蹄協議会」です。
まさに削蹄のオリンピック。


誰もが全国大会に出場できる訳ではありません。
ここ北海道ではまず北海道牛削蹄競技大会が開催され、強豪がふるい落とされます。


相手は生き物、そうです人間の倍以上の大きさの牛です。
穏やかな牛から気性の荒い牛まで、どの牛を削蹄できるかは運次第。
プロにはそれは関係ありません。
どのような牛でも的確に見極め、正確かつ迅速な削蹄を行える者こそが優勝を勝ち取れるのです。


・・・


その中で全国大会に進めるのは何名か。
この北の地からはたったの4名。
とても狭き門です。


ですが当社の会長菅原は昨年度の「北海道大会・単独補てい部門」で上位3名に残りました。
そして「北海道大会・枠場部門」で当社の萩野と佐藤も上位入賞を勝ち取りました。


それは日頃の鍛錬が結果として現れる瞬間でした。
歓喜と安堵の気持ちはつかの間。


時待たずしてファイナルラウンドの全国大会へ菅原会長いざ出陣。
全国より選ばれた職人集う大会。
その張り詰めた空気は一触即発の緊張感。


菅原会長は最高のポテンシャルで臨み、全ての力を出し切ってきました。
目指す最優秀賞は惜しくも逃してしまいましたが、素晴らしい結果を残すことが出来、
ライバルでかつ盟友とも多く出会ってきました。


次回の全国大会は最優秀賞を勝ち取るべく、今はさらなる技術の向上と精神の集中の時です。
そして来年2月には全道大会が開催されます。


菅原会長はもちろん萩野と佐藤の当社3人は「北海道大会・単独補てい部門」に出場し、
その先にある全国大会最優秀賞を目指しています。
大会の喜ばしい結果をこのコラムでご報告できることを乞うご期待くださいませ!


by WASHIMI

2010-11-19 Category コラム, 削蹄師会 | 5 Comments

つめの病気「ヘアリーアタック」とは

牛のつめの病気「蹄病」と一口にいっても様々なものがあります。
なぜ蹄病になるのでしょうか?


・元々野生の牛が牛舎など硬い床や雑菌の多い場所で飼うこと
・本来の牧草飼料から穀類などの配合飼料への変化


今の牛たちの蹄病はこの2点が主な原因だと思われます。
皆さんが思っている以上に足はとてもデリケートになりつつあります。
食べ物が豊になると病気になりやすいのは人間でも同じですね!
牛はそれが足の先、蹄病へと形になって現れてきます。


ここ最近急増しそして比較的新しい蹄病が「ヘアリーアタック」という病気です。
ヘアリーアタックを簡単に説明すると、
PDD(皮膚炎)の原因菌が蹄真皮、蹄骨の侵食(食い荒らす)というものです。


他の病気で爪の真皮(これから爪になろうとする部分)が露出していると、そこから原因菌が侵食してゆきます。


牛は蹄病になったとしても本来備わっている自然治癒力で回復することができます。
それは大昔の自然放牧、そして獣医や削蹄師のいない当時は自然なことでした。


あらためて日々の飼料や環境を見直すことで本来の免疫力が回復し、
牛にも人にもやさしい環境づくりをご提案させて頂いております。


ただ爪を削蹄するのではなく、病気のある爪は適切な処置を施し、
牛への負担を軽減するのもわたくし達のお仕事です!

2010-11-5 Category コラム, 蹄病・消毒 | 3 Comments

フリーストール



名寄市智恵文の牧場にて

2010-11-4 Category sugaWara, 風景フォト | 4 Comments

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