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ホルスタイン共進会とは?

1.共進会とは

「共進会」とは物の優劣を競う会のことを指します。そのためホルスタイン共進会とはホルスタイン種の優劣を競う大会ということになります。ホルスタイン共進会は、乳用牛の資質の向上と改良増殖を行い、酪農の安定的発展を目的に実施されているものです。つまり泌乳量が多く、長命連産が可能な牛を選抜し、その血統を受け継ぐ牛を生産することで酪農経営の安定に寄与することを目的として実施されています。

なお、共進会で優劣をつける際には、一般社団法人日本ホルスタイン登録協会が定めた「ホルスタイン種雌牛審査標準」という審査基準に基づき牛の容姿や骨格、乳房のバランスなど様々な項目に対して審査が行われます。

また、審査は月齢別、経産・未経産の別に分けて実施され、審査員が一人で行います。



2.共進会用語の解説

共進会では専門的な用語が用いられますので、以下にその解説を行います。

グランドチャンピオン…各部別のチャンピオンの中で最も優れた牛のこと(総合優勝)

リザーブグランドチャンピオン…各部別のチャンピオンの中で2番目に優れた牛のこと(総合準優勝)

チャンピオン…各部別に1位の牛のこと

リザーブ…各部別に2位の牛のこと

ベストアダー…最も優れた乳器の牛に送られる賞

ベストプロダクション…SCM換算乳量でトップのもの

ベストエーリア…地区別対抗戦で最も優れた地区に送られる賞

プレミアエキジビター…共進会で最も良い成績を収めた出品者に送られる賞

ベストリードマン…牛を引くのが最も上手な若者に送られる賞

ジュニア…未経産牛のこと

インターミディエイト…2歳、3歳の経産牛のこと

シニア…4歳以上の経産牛のこと

Jサイア…国内後代検定のこと

引用文献:酪農ジャーナル電子版酪農PLUS

by Rimu

2021-2-18 Category コラム, 牛コラム | コメントは受け付けていません。

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乳牛の基本情報 ~歯~

牛は産まれてから2週間ほどで乳歯が生え揃い、生後5~6カ月ごろから4歳ごろまで段階的に永久歯に生え変わります。

歯は切歯、犬歯、前臼歯および後臼歯の4種類に分けられ、乳歯から生え変わった永久歯は総数が32本になります。乳歯の時には後臼歯がなく、総数は20本です(下記の牛の歯式を参照してください)。永久歯の本数は人と同じですが、歯列は大きく異なります。



牛の歯式*

切歯 犬歯 前臼歯 後臼歯
上顎 0 0 3 3
下顎 4 0 3 3


人の歯式*

切歯 犬歯 小臼歯 大臼歯
上顎 2 1 2 3
下顎 2 1 2 3


*歯は左右対称に生えるので、歯式は片側の歯の本数を示します。



反芻動物の上顎には切歯と犬歯がなく、その部分には歯肉が硬くなった歯床板があります。下顎の切歯と上顎の歯床板はそれぞれ包丁とまな板の役割をしており、舌で巻き取った草を歯床板に当てて切歯で切り、口腔内に取り込みます。実際には、ヤギやヒツジはこのように採食をしますが、牛の場合は舌を使って引きちぎってしまうことがほとんどです。そのため、ヤギやヒツジが食べた後の草は揃った高さになりますが、牛が食べた後の草は高さが不揃いでギザギザになります。

下顎には本来犬歯が1本ありますが、肉食動物や雑食動物の様に鋭く尖った形ではなく、切歯に隣接して並び、切歯に近い形をしています。また、肉を切り裂いたりする犬歯本来の役割を持っていないことから、切歯の中の1本として扱われるのが一般的です。

臼歯は上顎と下顎で噛み合う形状になっており、繊維質の多い牧草など硬い飼料をすりつぶすのに適しています。

犬歯と第1臼歯の間には歯がない部分があり、槽間縁そうかんえんといいます。そこから口腔の検査を行うことができます。


引用文献、写真引用: 酪農ジャーナル電子版酪農PLUS

2021-2-7 Category コラム, 牛コラム | コメントは受け付けていません。

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日本の黒毛和種の歴史は一頭の但馬牛から始まった


全国の黒毛和種は、一頭の「但馬牛」から始まっているということをご存知でしたか?
平成24年「全国和牛登録協会」の調査で、日本の黒毛和種の99.9%が香美町小代(おじろ)区で産まれた「田尻号(たじりごう)」という一頭の牛から受け継がれていったものであると証明されました。
そもそも、但馬牛(たじまぎゅう)って知ってますか?
但馬牛と聞くと、「松坂牛、神戸牛、近江牛、佐賀牛、飛騨牛とかの素牛だよね?」とか「詳しく知らないけど、日本の和牛の原点だよね?」と答えられる方が多いと思います。
これらの回答も正解なのですが、「但馬牛をもっと詳しく知ってもらいたい!」と思い筆を走らせてみることにします。

但馬牛とは
但馬牛は、兵庫県産の黒毛和種のことで、兵庫県が指定する雄牛(県内に12頭)のみを歴代に亘り交配し誕生した牛で、県内で肥育された食用牛が「但馬牛」と呼ばれるものとなります。
その中から、一定以上の条件をクリア(霜降り度合いや歩留まりなど)した但馬牛のことを「神戸牛」とか「神戸ビーフ」と呼んでいます。つまり、神戸牛は但馬牛の中の一つのブランド(最高級)ということになります。
神戸牛となるには、霜降りという脂分の数値等が基準となっているので、赤身肉の美味しさにも着目されてきた昨今、神戸牛が但馬牛の中の最高牛肉という単純なものではなくなっているのも事実ですが、神戸牛のおかげもあって但馬牛の知名度も上がっています。

和牛の歴史、そして品種改良
ここからは、和牛の歴史を紐解きながら説明していきます。
江戸時代までの日本では、牛は食用としてではなく、農耕用として飼育されていました。それはここ香美町でも同じで、一軒に数頭の牛を飼い、一つの労働力として家族同様に育てられ、共に暮らしてきました。
時が経ち、明治初期、日本は文明開化とともに牛肉を食べる食文化が広まりました。それと同時に小柄な日本の牛を外国の牛のように体格の良い牛にしようと、品種改良(外国種の雄との交配)が盛んに行われていったのです。
ところが、これが大失敗。気性が荒く、働かず、病気も多い、そしてなにより肉質がよくないという残念な結果となってしまい、但馬牛も含む和牛の純粋種が絶滅の危機に直面してしまいました。

田尻号が「和牛の偉大なる父」と言われる所以
終戦後、元の和牛を取り戻そうと全国で本格的な取組みが始まりました。が、時すでに遅し。国内には純血の黒毛和種が残っていなかったのです。
和牛復活を諦めかけていた時、奇跡的に香美町小代区の山深い里(熱田地区)に外国種や他の血統との交配を逃れた純血の但馬牛が4頭残っていることが分かったのです。そこは、標高が700mもある高地で、他の村とも遠く離れていたこともあり、雑種化を逃れることが出来たのです。これが、一度は消えてしまったかに思われた黒毛和種を復活させる大きな要因となりました。まさに「小代の地理的要因が生んだ奇跡」と言えるでしょう。
そして、残った4頭の内の1頭の子孫として生まれたのが「和牛の偉大なる父」と言われる「田尻号(雄牛)」です。田尻号は、肉質のよい強い遺伝子をもった種牛で、当時はまだ凍結精液などなかった自然交配の時代、なんと生涯で約1500頭もの子孫を残しました。この田尻号のDNAが、今の黒毛和種の99.9%のルーツとなっているのです。
「奇跡の4頭」と呼ばれるこの牛たち。そして「田尻号」。この牛たちがいなかったら、現在世界中に広がる「和牛」は存在していなかったでしょう。

引用文献、写真引用: World One

2021-1-28 Category 牛コラム | コメントは受け付けていません。

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3号車スタッフ

2021-1-17 Category 風景フォト | コメントは受け付けていません。

牛乳をよく飲む人には……

牛乳の機能性

最近の研究で分かった!

牛乳をよく飲む人にはサルコペニア認知症が少ない

牛乳を毎日コップ1杯以上飲む人は、まったく飲まない人に比べ、総エネルギー、カルシウム、体重1キロあたりのたんぱく質摂取量が多く、筋肉や骨に必要な栄養素が充足できている傾向が認められました。

筋肉が減弱し、転倒や介護の原因となるサルコペニアの保有率も、牛乳をあまり飲まない人を【1】とした場合、よく飲む人は【0.42】まで低下した。

別の疫学研究では、牛乳・乳製品の摂取量が多い人は、アルツハイマー型認知症・血管性認知症の発症率が最大3~4割低下することも報告されています。

これらの根拠に基づき、健康長寿を目ざす食習慣においても、毎日コップ1杯~2杯の牛乳摂取が進められています。

引用文献:ミルクランド北海道

2021-1-17 Category コラム, 牛コラム | コメントは受け付けていません。

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2号車スタッフ

2021-1-5 Category 風景フォト | コメントは受け付けていません。

牛乳の製造工場・『乳房』

今更ですが皆様が日々飲食する牛乳は乳牛から供出されています。乳牛を牛乳製造工場に例えるならば、その最重要中心機関が『乳房』です。今回は乳房について掘り下げて紹介してゆきたいと思います。
 乳牛の乳房と乳頭が4つあり、同じ乳房であっても各々独立しております。乳房内で牛乳が造られ貯められ、乳頭から牛乳が出る仕組みです。何度も申し上げておりますが、牛乳は『乳牛の血液』です。大量の血液は心臓が噴出ポンプ役を担って、各々の乳房内部へ運ばれて、血中内から牛乳の原料となるカルシウム・脂肪等が抽出され牛乳へと造られます。その働きを行う根幹が『乳腺細胞』という箇所です。乳腺細胞に、心臓からの血液(アミノ酸・ブトウ糖など)・全身から体脂肪(脂肪酸)・第一胃からはVFA(揮発性脂肪酸)が集積されて、牛乳に変換されるという仕組みになっております。先に乳牛を牛乳製造工場、乳房を最重要中心機関として例えましたが、乳腺細胞は牛乳製造工場を動かす『根幹モーター』と言えるでしょう。

 乳牛の乳房が大きいのは誰の眼から見ても明らかですが、決して大きい乳房=沢山牛乳が出るという訳ではありません。乳房が大きいにも関わらず、いざ搾乳をしてみると、予想を下回る少乳量である乳牛が多々おります。この原因の1つに、牛乳製造工場(乳牛)の根幹モータである乳腺細胞の未発達等の問題があります。母牛の遺伝影響もありますが、特に初産等の出産経験が少ない乳牛によく見られます。他の問題では、乳房が異様に大きいのが仇となり、乳房と乳頭の形がバランスが悪くなり、ミルカーでの搾乳が上手く行えず、結果乳房炎になってしまうケースもあります。またこれは多くの出産している高齢乳牛にある問題ですが、乳房と後肢を繋いでいる筋肉が退化し乳房が下へ垂れ下がってしまう事によって、ミルカー搾乳が上手く行かず、乳房炎になり易くなる事もあります。

引用文献:酪農と歴史のお話し

2021-1-2 Category コラム, 牛コラム | コメントは受け付けていません。

新年の御挨拶



あけましておめでとうございます。


本年もより一層の心をこめて牛の健康促進の為、誠心誠意『牛の喜ぶ』削蹄を一牛一牛努める所存でございます。


昨年中のご愛顧に心よりお礼申し上げますとともに、本年度もより一層のご支援を賜りますよう、スタッフ一同心よりお願い申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。


㈱菅原道北削蹄所 菅原 洋充

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