Hokkaido Photo 8/31
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G
Photo by RIMU
沼田町夜高あんどん祭りにて
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G
Photo by RIMU
沼田町夜高あんどん祭りにて
SONY XPERIA Z1
Photo by RIMU
小樽にて
ホルスタインの子牛は生まれてくると同時に悲しい運命を突きつけられます。
雄の子牛は農家で飼われることは滅多になく、誕生後去勢・肥育され肉として市場に売り出されます。
また雌の子牛にも雄の子牛とは違う悲劇が待っています。
自然界では生まれた子牛は母牛との幸せな生活をおっくていきます。
しかし農場で生まれた雌の子牛は母牛から初乳と呼ばれる免疫抗体を含む特殊な乳を与えられたのち、母牛から引き離され木の板で囲まれた独房で暮らすことになります。
牛乳や牛肉が私たちの食卓に並ぶ過程の中でこのような悲しい事が起きています。
だから私たち人間は命の尊さや人間が生きるために食べている命に感謝する気持ちを忘れてはいけないですね!
写真素材:地域交流牧場全国連絡会
by SHUN
FUJIFILM X-M1 FUJIFILM XC16-50mm F3.5-5.6 OIS
photo by EITARO (sato)
かみゆうべつチューリップ公園にて
SONY XPERIA Z1
Photo by RIMU
幌延の現場にて
SONY XPERIA Z1
Photo by RIMU
小樽にて
1948年(昭和23年)、仙台の焼き鳥店「太助」初代店主・佐野啓四郎 氏が、洋食料理の中で使われていた素材「牛タン」に着目し、試行錯誤を重ねた末「牛タン焼き」を考案したのが仙台牛タン焼きの始まりです。
しかし当初は物珍しさもあり、珍味として一部の愛好者や酔客が「締め」に食べる程度でした。
やがて高度経済成長期になって、他都市から仙台への転勤族や単身赴任者(仙チョン族)が増えると、 昼食時や夜の街で仙台牛タン焼きの味を知り、仙台赴任からとりわけ東京に戻ったサラリーマンの間で、口コミで広まり仙台牛タン焼きは評判になりました。
また、牛タンの高蛋白質の割に脂肪が少ないことがマスコミ等で紹介され、 ヘルシー志向の人たちのみならず国民全体に牛タンが受け入れられていき、名物として全国に知られるまでになりました。
写真素材:+iikoto
参考文献:国分町ナビ.com
byRIMU
念願であった兵庫の友情に感謝です(^^♪
サフォークランド士別にて
photo by sugaWara
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor ED18-55mm F3.5-5.6GⅡ
photo by RIMU
函館にて
8月ですね。ここ宗谷もようやく熱くなってきてビールも美味しい時期になりました。牛にとってはこの暑さは堪えるでしょう。いくら暑くても人間以外の動物は冷たい水を好みません。特に牛はルーメンの細菌たちがびっくりしてしまうので禁物です。キンキンに冷えたビールを飲める人間に生まれて幸せを感じてしまう今日この頃です。
さて本題です。人間でも牛でも同じですが、活動のエネルギーはブドウ糖です。筋肉を動かすのも、頭で物事を考えるのもブドウ糖が必要です。そのブドウ糖がたくさん結合してできた物が炭水化物です。米やパン、パスタなどがそれにあたります。これら炭水化物を胃や腸でバラバラにして、最終的にブドウ糖にまで分解して腸で吸収することが、炭水化物の消化吸収です。一方で体を作っているのはアミノ酸です。筋肉や骨、血液など体の部品を作っているのはアミノ酸です。このアミノ酸がたくさん結合してできた物がタンパク質です。肉や魚、大豆などの豆類などがそうです。これらタンパク質をバラバラにして腸からアミノ酸として吸収することが、タンパク質の消化吸収になります。これを車で例えると、エンジンやボディーを作っているのがタンパク質、ガソリンが炭水化物と考えると分かりやすいかも知れません。とにかく、われわれ動物が生きていくためには、炭水化物とタンパク質は絶対必要不可欠な食べ物と言えます。今月からは牛の炭水化物とタンパク質の消化吸収に前胃がどのように関与し、人間の消化吸収とはどこが違うのかについてお話ししていこうと思います。
循環器病情報サービスのホームページより引用
まずは人の炭水化物の消化吸収です。基本的に人の消化の主体は体から出す酵素アミラーゼになります。酵素とは炭水化物やタンパク質の結合を分解するのに手助けをするタンパク質の一種です。口から入った炭水化物はまずは口の中で噛む事によってある程度ばらばらになります。そこで口の中の唾液に含まれる消化酵素アミラーゼによってさらに分解されます。ご飯を口の中で良く噛むと甘くなるのは、炭水化物が分解されて、糖に変わっていくためです。その後、胃に入り唾液のアミラーゼは胃酸によって活力を失いますが、胃を経て十二指腸に流れると、今度はすい臓からのアミラーゼによってブドウ糖にまで分解され、小腸の絨毛と言う襞(ひだ)から吸収され、血液に乗り全身へと運ばれていきます。運ばれたブドウ糖は全身の筋肉や脳でエネルギーとして使われ、残りは筋肉や肝臓でグリコーゲンとして蓄えられます。グリコーゲンはエネルギーとしては使いやすいのですが、あまり多くは貯蓄できないため、より貯蓄しやすい脂肪に変換され皮下や内臓に溜まります。これがいわゆる中性脂肪です。現代のような日本になる前は、一日三食はおろか一食すら危うい毎日を過ごしていたため、この余りを中性脂肪として蓄積するシステムは生き残るために非常に有意義なものでした。しかし、現在では体を動かすことなく簡単に三食食べられてしまうため、中性脂肪は利用されることなくどんどんと蓄積され、メタボリックシンドロームとなってしまうわけです。
今月はこのくらいにしておきます。来月は牛の炭水化物の消化についてお話ししていきます。
今月もお付き合いありがとうございました。
byとある獣医師
FUJIFILM X-M1 FUJIFILM XC16-50mm F3.5-5.6 OIS
photo by EITARO (sato)
朱鞠内湖にて