Hokkaido Photo 6/30
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor ED18-55mm F3.5-5.6GⅡ
photo by RIMU
名寄市にて
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor ED18-55mm F3.5-5.6GⅡ
photo by RIMU
名寄市にて
名寄市の駅前交流プラザ「よろーな」にて定例のスタッフ会議を行いました。
定期的なスタッフ会議でスタッフ間の共通認識の徹底を行いました。
勉強会では皮膚炎について勉強を行いました。
by RIMU
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor ED18-55mm F3.5-5.6GⅡ
photo by RIMU
事務所にて
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G
photo by RIMU
紋別市にて
昨年入社し、1年が経過した松原にいくつかの質問をしてみました。
Q…菅原道北削蹄所に入社して1年が経ちましたが仕事に慣れましたか??
A…昨年は菅原会長をはじめ会社の皆さんに沢山支えていただいた年でした。
お陰様で、入社させていただき2ヶ月が経つ頃には職場の雰囲気にも慣れ、今日まで日々楽しくお仕事をさせていただいております。
ただ、まだ現場の流れを先読みできず……
会社の皆さんにご迷惑をおかけすることが多々あるので日々精進し、一日でも早く先輩方の背中に追いつけるように努力していきます!
Q…一年前と大きく変わった事を教えて下さい。(私生活や仕事など)
A…兵庫にいた時よりも家の整理整頓を心がけるようになりました。
Q…会社の人達に絶対負けない事を教えて下さい。
A…駿だけに俊敏に動けるところです!
(特にフリーストールにて)
時々牛と競争してます。(笑)
Q…ライバルは誰ですか?ライバルの方に一言お願いします。
A…入社当初は正直、梨夢さんに仲良くしていただけるかと心配でしたが、
今では優しくて面白い梨夢さんに自分の悩みを聞いていただいたり
沢山笑顔にしていただいております。
これから先梨夢さんに追いつけ追い越せの精神で努力していきます!!
梨夢さん今後ともよろしくお願いいたします。
Q…仕事中に危なかった出来事を教えて下さい。
A…牛の鼻をつかんでいて吹っ飛ばされたことです!
幸運なことに無事着地し怪我はありませんでした。
後で菅原会長に聞くと1mくらい綺麗に横っ飛びでゆっくり飛んでいたそうです。(笑)
これから体をもっと鍛えて菅原会長のような強固なボディになります!
Q…今後の目標を教えて下さい。
A…大きく分けて二つあります。
まず現場の流れを早く自分の身体に染み込ませ、円滑にかつ丁寧に仕事を全うすることです!
そして二つ目は、牛の動きや習性を学んで、一日でも早く蹄を切れるようになることです!
Q…当社の関係者様に一言お願いします。
A…こんなどこぞの馬の骨かわからない若造を、北海道にそして菅原道北削蹄所に快く迎えていただきありがとうございます!
日々皆様への感謝の気持ちを忘れず日々精進してまいりますので、
今後とも菅原道北削蹄所を
どうぞよろしくお願いいたします。
【☆番外編☆】
Q…好きな女性のタイプを教えて下さい。
A…一緒にいて楽しい方です♪♪
Q…休日の過ごし方を教えて下さい。
A…休日は午前中に家事をして買い物に行き、午後からは家で音楽を聴きながらゴロゴロしてます。
Q…兵庫出身ですが、北海道の風に慣れましたか?
A…春夏は兵庫に比べてとても過ごしやすいです。
でも冬はやはり大変でした↓↓
兵庫は雪が降らないので、雪が降った時はとても嬉しかったですが…
1シーズン過ごしてみると、北海道の皆さんが大変な思いをされていることを身を持って学びました。
Q…いつテレビを購入するのですか??
A…この質問は昨夏から会社の皆さんからよくされました(笑)
この場をお借りいたしまして、お答えさせていただきます。
今はあんまり必要性を感じないので、またの機会に購入をと考えております。
ご心配をおかけしましてすみません。(笑)
Q…次の方の指名をお願いします。
A…つぎのホームページコラムは武田削蹄所の武田豊和さんに出演していただきたいと思います!!
とよさんよろしくお願いいたします!
最後に、私にこのような機会を設けてくださった菅原会長をはじめ
ホームページを管理、作成してくださっている梨夢さん、会社の皆様、そして弊社のホームページをご覧になってくだっさっている皆様、本当にありがとうございます!
松原 駿
今回、質問者は今井です。
byRIMU
お待たせしました。
年2回発行の当社削蹄通信Vol.7を発行しました。
今回も牛の情報から当社の紹介まで充実の内容です。
順次畜主様、関係機関へお渡しとなりますのでよろしくお願いします!
by RIMU
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor ED18-55mm F3.5-5.6GⅡ
photo by RIMU
中川町、道の駅にて
事務所に巣を作ったクロスズメバチ。
たぶんこの蜂が女王蜂になってこれから子孫を増やしていくと思うんだけど、スズメバチだけにこれから駆除するべきか悩んでます。
OLYMPUS E-PL1
photo by とある獣医師
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor ED18-55mm F3.5-5.6GⅡ
photo by RIMU
知駒峠にて
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor ED18-55mm F3.5-5.6GⅡ
photo by RIMU
中川町、道の駅にて
FUJIFILM X-M1 FUJIFILM XC16-50mm F3.5-5.6 OIS
photo by EITARO (sato)
美深町、美深温泉にて
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G
photo by RIMU
小樽にて
Apple iPhone 5
photo by SHUN
士別にて
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G
photo by RIMU
紋別市にて
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G
photo by RIMU
紋別市にて
春ですね。ようやく私の住むところも草地に草が伸びて放牧地には牛が放される時期になりました。暑くもなく寒くもなくちょうどいい時期になりましたね。
では早速本題に入りましょう。今月は削蹄の重要性についてお話します。今までのまとめ的な話になりますがよろしくお願いします。
①削蹄と乳量
蹄に不安があると乳量が減少します。これはフリーストールでは飼槽や水槽まで歩いていく必要があるため勿論ですが、繋ぎ牛舎でも同じように乳量は減少します。牛は基本的に立って採食し水を飲み、寝て反芻します。ですから削蹄が不十分で蹄に違和感を持っている牛は寝起きを嫌がり採食量が減るため乳量も減ってきます。
②削蹄と蹄病
蹄に違和感があると寝起きの回数が減ることで、一度起立したら長時間起立するようになり蹄に負担をかけ白線病や蹄底潰瘍を発症させるリスクも上がります。特にフリーストールではスラリーの中での持続起立となりPDDやスラリーヒールと言った感染性の蹄病を増やすことになります。
③削蹄とアシドーシス
採食量の低下による空腹が数日続くと牛は寝起きの回数を減らしても栄養が取れるように反芻が必要な粗飼料を嫌い、消化スピードが速い濃厚飼料を好んで食べるようになります。それを何日か繰り返すと一胃は濃厚飼料の分解によってできた乳酸によりルーメンアシドーシスとなり乳質の悪化、乳量の減少へ拍車をかけます。
さらにルーメンアシドーシスは蹄葉炎や蹄底潰瘍を引き起こし、ますます蹄の痛みが酷くなります。始めは違和感だけであった蹄も痛みがひどくなるにつれ起立が下手になり、寝起きに際にあちこちぶつけることで関節の腫れや褥瘡ができ、最終的には起立不能となります。
図 1 正常な子宮
図 2 子宮捻転
④ 削蹄と子宮捻転
本来は牛が横になる動作はゆっくりと行われます。ところが蹄に痛みがある場合は横になる動作の途中で痛みに耐えきれず勢いよく寝てしまうことがあります。これにより左右不対称に大きくなっている子宮角は、胎子と胎水の移動でバランスが取れなくなりくるりと捻じれることで子宮捻転を発症してしまいます。(図1.2 文永堂出版『獣医繁殖学』より引用)
図 3 お産時に牛が取る姿勢
⑤ 削蹄と難産
実は蹄の痛みは難産も引き起こします。牛は陣痛が始まると頻繁に寝起きを繰り返します(このことが前述の子宮捻転にも関係します)。その中で図3の姿勢が難産の減少に役立ちます。この前肢を折り曲げ後肢だけ起立した姿勢は胎児を骨盤の中から腹腔に戻すことにより、胎児が自らの力で肢や首を伸ばし、異常な姿勢で産道に入るのを防ぎます。ただし胎児が生きている場合に限っての話です。
後の蹄に異常があればこの態勢を維持することができないため難産が増えるわけです。
このほかにも削蹄の不備は様々な疾病を引き起こすので、最近はアニマルウェルフェア(動物福祉)の観点から削蹄は非常に重要視されています。私は個人的に牛の健康を維持するために一番大切なことは餌の管理で次には削蹄であると思っています。『うちは乳量を増やすために濃厚飼料を増やさなきゃいけないから、削蹄師を料金の安いところに変えるんだ。』と言う人がいますが、本来は逆で濃厚飼料を増やすからこそしっかりした削蹄師に蹄の管理をしてもらうべきだと私は思います。
今回で蹄の話は一旦終了します。至らない点や説明が下手で分かりにくかった点も有ったかと思いますが、どうかご容赦ください。
勝手ながら次回からは蹄に関係が深く牛の管理では最も重要なルーメンの話をしていきたいと思います。来月からもお付き合いのほどよろしくお願いします。
by とある獣医師
FUJIFILM X-M1 FUJIFILM XC16-50mm F3.5-5.6 OIS
photo by EITARO (sato)
名寄公園にて
FUJIFILM X-M1 FUJIFILM XC16-50mm F3.5-5.6 OIS
photo by EITARO (sato)
名寄公園にて