削蹄のこだわり

■作業18人体制
迅速で正確な削蹄に勤め、畜牛に対するストレスの軽減を図ります。

■保定削蹄、または簡易枠場削蹄、油圧シュート削蹄
三種類の削蹄方法で、生産者様のご希望に応えます。

■鎌、鉈での削蹄
畜牛を第一に考え、昔ながらのカマとナタを使用した削蹄を行っています。

■当社は畜牛を大切に考えます
蹄病発生を抑える為、年数回にわたり獣医師との講習技術交換会に参加しています。
蹄管理表を作成し、蹄病の発生を抑え、蹄病の回復を図ります。

削蹄データの管理

当社は削蹄時に蹄情報を牛カルテとして毎回作成しております。
その情報をもとにパソコンのデータベースソフトで管理することで緻密な情報管理が可能となりました。
一度データを取り込むと、様々な分析や多彩な出力帳票に対応可能。
ソフトは自社開発なのでソフトの進化は迅速を実現。

よって生産者様別の知りたい情報をピックアップしてお渡しも可能となりました。
「この牛の右後肢の経過を知りたい」という疑問にもお答えできます。

作業前消毒

削蹄の前にユニフォームの消毒を行います。
工具の消毒も行います。

枠場削蹄

削蹄枠を積んだ牛柄トラックの到着です。頭数の多い生産者様には3台の削蹄枠を使い、同時作業による迅速な削蹄が可能です。
削蹄前にナタ研ぎを行います。常に切れ味の良い工具でスピーディな作業を心がけています。
削蹄枠を牛舎に搬入します。当社オリジナル削蹄枠は大型キャスター付きで迅速・軽快に移動できます。
設置完了です。
牛を削蹄枠に引き込みます。慣れた牛であればすんなりと入ってくれます。
ロープで固定し搬入完了です。
牛カルテを記入し、蹄状態や牛のコンディションを記録します。畜主様への正確な情報提供を怠りません。
牛のコンディションを見ながら固定してゆきます。
荒落しとはづめ回しを同時に行います。
完了です。
前足を枠に固定します。
前足が動かないようロープで固定します。
後足も固定します。
後足固定完了です。
負面作りスタートです。
前足を鎌で削ります。
後ろ足も鎌で削ります。
副蹄を切るけづめ落しを行います。
一連の削蹄完了です。固定を外してゆきます。
牛も楽になりました。
枠から後ずさりして枠から出ます。これで一頭完了です。お疲れ様でした。

保定削蹄

削蹄前の爪です。とても伸びた状態です。
荒落しとはづめ回しを同時に行います。
後ろ足も同じく行います。
完了です。
前足から負面作りを行います。蹄刀で削ってゆきます。
一人が固定し、もう一人で削って行きます。
副蹄を切るけづめ落しを行います。
次に後ろ足の負面作りを行います。
後足の副蹄も切ります。
削蹄完了です。長かった爪もきれいに整いました。お疲れ様でした。

作業後洗浄と消毒

削蹄の後に削蹄枠の洗浄を行います。
削蹄枠の消毒も行います。