フェブラリーステークス
OLYMPUS PEN E-PL1 14-42mm photo 東京競馬場
2月20日(日) 蹄の勉強で初めて競馬場へ行ってきました。招待していただいた皆さんに感謝です(喜
OLYMPUS PEN E-PL1 14-42mm photo 東京競馬場
2月20日(日) 蹄の勉強で初めて競馬場へ行ってきました。招待していただいた皆さんに感謝です(喜
先日2月23日に当社菅原が中頓別町で蹄の講演を行ってきました。
JA中頓別町様主催で行われ午前に当社が講演を、午後に中頓別町の獣医師様の講演スケジュールでした。
■中頓別町民センター
町内の畜主様に参加いただき有意義な議論が交わされました。
日々の現場の限られた時間の中では、畜主様や獣医師様とはじっくりとお話ができません。
日本装蹄師会会報の「蹄(ひづめ)2011/1」最新号に当社佐藤の記事が記載されました。
次に紹介いたします。
平成22年9月13日、京王プラザホテル札幌において日本装蹄師会と北海道牛削蹄師会との共催として北海道地区牛削蹄競技研修会が開催されました。北海道では、年2回から3回ほど独白の勉強会を行っていますが、広い北海道にもかかわらず遠い所から沢山の会員が集まり熱心に聞いている様子をみると、その熱意に驚かされます。
研修内容は、日本装蹄師会服部調査役が削蹄判断競技大会のマークシートの記入方法や記載のポイント、NOSAI獣医師3名による口蹄疫の現状と対策、最後に曽根さんが削蹄に取り組む姿勢や体験談等を説明しましたが、ここには、特に印象に残った口蹄疫のお話と曽根さんの講演について書きたいと思います。
まず口蹄疫ですが、家のTVではじめて口蹄疫発生のニュースを聞いた時は大変驚きました。私も削蹄師として酪農家の方々と深く関わっていますので、宮崎の牛農家の人たちの災難は、とても他人事に思えませんでした。もし、それが自分達の周りで起こっていたら…、と色々考えると怖くなります。今後、このような事が起きないように、きちんとした消毒や日頃の衛生管理を怠らないように気を付け、自分たちが出来ることをやって行く事が大切だと思いました。
曽根さんのお話を聞いて思ったことは、削蹄が上達するには、まず、「他人の仕事を見る、真似をする、教える」という言葉が印象に残りました。私は道北名寄の菅原道北削蹄所で働いています。平成16年10月からお世話になって6年が経ちました。自分も段々教わる側から教える側になるにつれ、教える難しさを実感しています。先輩方の仕事を見て、真似をして、それで出来たつもりになっていましたが、いざ後輩に仕事を教えようと思ってもなかなかうまく教えられないことがあります。それはつまり、自分だけ解ったつもりでいても、人に解りやすく説明出来なければまだまだ仕事をきちんと理解していないということだと、改めて気づかされました。
今後もこのような研修会には積極的に参加し、色々な方のお話を聞き、勉強し、削蹄の技術向上の為、日々努力して行きたいと思います。
馬と牛のフットケアといえば日本装蹄師会。
このたびホームページがリニューアルしました。
馬の爪先につける鉄の靴「蹄鉄」。蹄を削り蹄鉄を作り足に固定するのが装蹄師。
牛の爪を環境に応じて最適に削るのが牛削蹄師。
馬と牛の足を見続けている団体です。
先日当社菅原が試験に望んだ牛削蹄指導級試験は、日本装蹄師会公認の資格です。
競走馬にか欠かせない足先のケア。
そして乳牛・肉牛は足先の動向は常に最新情報を必要としています。
一般の方には馴染みのない団体かもしれません。
ですがわたくしたち牛削蹄師にとって心強い味方でもありお世話になっているのです。
牛削蹄師のページに当社建部が紹介されています。
興味がありましたらぜひ訪問してみて下さいませ。
■社団法人 日本装蹄師会
http://www.farriers.or.jp/
by WASHIMI
今回は削蹄工具のお話をしてみたいと思います。
牛の蹄を切るには工具が必要です。
切れ味の鋭い数種類の工具を使い分け、手際よく蹄を切ってゆきます。
こちらは削蹄鉈(さくていなた)と鎌形蹄刀です。
削蹄鉈で蹄のまわりを削り、蹄刀で蹄の底面をけずってゆきます。
こちらは削蹄直刀と削蹄せんかんです。
直刀は保定削蹄時に使い、せんかんは足の後ろ側にある地につかない副蹄を切る時に使います。
工具のお話でした。
by WASHIMI