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進化する削蹄工具

蹄を切削する削蹄工具は主に「鉈(ナタ)、鎌(カマ)、蹄刀(テイトウ)、剪鉗(センカン)」の4種類を使います。

鉈はこのような工具です。



同じ鉈でも少々デザインの違いうタイプもあります。



近で見ると切れ味の鋭さが伝わってきます。


削蹄工具は毎日研ぎます。
削蹄作業の中休みでも研ぎ、常に切削能力をフルにしておきます。
そして作業終了後も明日のために研ぎます。

毎日研ぐものだから、減っては行くもの形状が絶妙に変化し、削蹄師の理想とする形へ進化してゆきます。


こちらは新品の鎌です。
これでも十分切れるのですが、厚みや独自のカーブに進化することで削蹄効率はアップします。



こちらが進化した鎌です。
新品と比べ研ぐことにより細身になっているのがわかります。
使用後数ヶ月でここまで減ると同時に、削蹄師独自の工具へと変化してゆきます。

工具のコンディションを常に良好に保ち、改良し続け、迅速な作業を提供するのも当社の大切な仕事のひとつです。

by WASHIMI






2011-5-6 Category コラム, 当社

2 Responses to “進化する削蹄工具”

  1. cbp-okazaki

    職人は道具を大事にしないと一流とはいえないからね。

    どの道具もそうだけど手に馴染むまでが大変なんだよね。



  2. WASHIMI

    cbp-okazakiさん
    工具はやはり大切ですよね。
    馴染むまで鍛えられた工具はやっぱりカッコいいです。



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