北北海道を牛柄トラックで駆ける牛削蹄所。菅原道北削蹄所のオフィシャルサイトです。

牛乳には便秘を予防する効果がある?

 

ヒトの腸内には1,000種類、100兆個を超える細菌が生息しています。これらの細菌は腸内で相互に関係して、腸内フローラという生
態系を形成しています。腸内細菌には消化・吸収を助けて腸内環境をきれいにする善玉菌と、腐敗物質をつくり体に害を及ぼす悪玉
菌およびその中間に位置する中間菌の3種類があり、お互いに拮抗しあっています。
 
牛乳に含まれる乳糖は難消化性のため、一部は未消化のまま大腸に到達して、そこで腸内細菌による発酵を受け、有機酸を生じま
す。酪酸など有機酸のあるものは大腸壁細胞の栄養源となり、また腸内のpHを酸性側に傾かせて、いわゆる善玉菌優位の腸内環
境をつくります。これらの有機酸は、回腸や大腸を刺激し腸の蠕動運動を高め、便秘の改善に寄与しています。また、乳糖は腸内の
浸透圧を高め、平衡化するために周囲から水分を取り込み、腸内の内容物を軟らかくする働きもあり、スムーズな排便を促進します。

 最近の研究によると、悪玉菌を抑えて善玉菌を増やすことは、便秘の解消・整腸作用だけでなく、腸の老化を遅らせ、さまざまな腸
管由来の感染症やがんなどの病気の予防につながることが明らかにされています。

 牛乳には、乳糖以外にも、善玉菌の代表であるビフィズス菌の増殖を助ける成分として微量のミルクオリゴ糖やカゼインの消化物も
含まれています。

byRIMU
参考文献:一般社団法人 Jミルク
写真素材:パブリックドメインQ

2017-6-30 Category コラム, 牛コラム | Leave a Comment

とある獣医師の独り言51

6月になりました。今年も牧草収穫の時期になりました。うちの診療所はここ数年、この収穫時期に長雨が続きサイレージの水分調整がうまくいかない影響で、一年を通して蹄病、四胃変位、ケトーシスなどのルーメンアシドーシス関連の疾病の多発に悩まされています。毎年のことですが今年こそは晴天が続き、何とか良い粗飼料が取れることを祈るばかりです。それでは本題です。





先月は削蹄をしないと蹄底潰瘍が発生するという話をしましたが、今月は逆に削蹄の失敗は蹄底潰瘍の発生を助長するという話です。
今回の話は実際に私が診療しているフリーストール農家において見られた実例をもとにお話しします。その農場では当初から蹄底潰瘍が多発していたとのことで深く考えず、淡々と治療を繰り返していました。しかし、単純な蹄底潰瘍の割にはなかなか正常な角質が形成されず治癒に至りませんでした。さらに潰瘍が見られる角質を削切するとすぐに蹄真皮が現れ、異常なほど角質が薄いことに気づきました。そこで、角質の薄いのは削蹄の仕方に問題があるのではないかと考え、菅原道北削蹄所への変更を提案しました。その結果、その農場の蹄底潰瘍の発生数は激減しました。何が起こっていたのでしょうか?
この原因を考えるにあたり、まず図1を見てください。先月の繰り返しになってしまいますが、正しい削蹄を行った牛の蹄は垂直に近く、蹄骨も立っているのがわかると思います。この時、牛の体重は蹄前面に乗ることで、蹄骨の後面にはあまり体重が乗り、蹄球枕に大きな負担がかかることがないため、蹄真皮も血行障害が起こりにくくなっています。また、このような削蹄を行うと、蹄底の角質の厚さも十分に確保できます。
問題の農場では削蹄師がその削蹄方法が正しいと思ったのか、何か蹄底のみを薄くする理由があったのかわかりませんが何らかの原因で蹄底をより多く削切していました。蹄底を多く削ると蹄は寝ていきます。蹄が寝ると蹄骨は沈下していきます。図2は蹄が寝てしまった場合の蹄の内部構造です。牛の体重は蹄骨の沈下により蹄の前面よりも蹄の後方に移動し、蹄球枕はつぶれていきます。そうすると蹄骨は蹄真皮を圧迫・壊死させ、蹄底潰瘍の発生へとつながってしまいます。さらにこの状態はタイストールよりフリーストールで顕著になります。フリーストールはタイストールよりも牛が歩き回るために余計に蹄底の角質がさらに削られるためです。この蹄骨の沈下の状態を削蹄師の変更によって改善し図1の状態に戻してあげたことが、蹄底潰瘍の激減につながったものと思われます。
削蹄はすれば良いってものではありません。正しい知識を持った削蹄師にきちんと削蹄してもらうことが最も大事だと考えます。
今月は以上です。

byとある獣医師

2017-6-18 Category とある獣医師の独り言, コラム | コメントは受け付けていません。

牛乳は1日のうち、いつ飲むのが効果的?


牛乳はいつ飲んでもいいんです!!
①運動前後の飲用
 牛乳中のホエーたんぱく質に多く含まれる分岐鎖アミノ酸(BCAA:バリン、ロイシン、イソロイシン)は、運動中の筋
肉の消耗抑制、運動後の筋疲労の軽減などの働きがあるといわれ、特に激しい運動をするスポーツ選手のようなア
スリートにとって、牛乳は有利なたんぱく質補給源となります。

②夜の飲用
 睡眠中は成長ホルモンの分泌が活発になるので、牛乳中を対象にした調査では、牛乳介入群(栄養指導介入を行
い、牛乳を1日500mL、さらに週3回のトレーニング直後に500mL上乗せ摂取した)と、牛乳介入を行わなかった群(
牛乳摂取量は平均1日117mL)に分けて比較した結果、牛乳介入群では骨密度、骨量、筋量が増加し、疲労度の減
少も観察されました。
 最近のアスリートはサプリメントに依存する傾向がみられ、サプリメントの過剰摂取による健康障害を危惧する声も
あります。一方、牛乳は、良質なたんぱく質と豊富なカルシウム
を安心して補給できる食品といえます。たんぱく質やカルシウムが骨や骨格を形成するのに役立ちます。特に成長期
には効果的です。

③就寝前の飲用
 就寝前の飲用は睡眠の質を向上させるというデータがあります。また、カルシウムは神経の興奮性を低下させ安定
化させる作用を担っています。ストレスからくるイライラや不安、緊張などは自律神経の交感神経優位のときに起こり
がちです。こんなとき温めた牛乳は、適度に空腹感を満たし気分をリラックスさせて、安眠へ導いてくれるでしょう。

byRIMU
参考文献:一般社団法人 Jミルク
写真素材:GATAG|フリー素材集 壱

2017-6-5 Category コラム, 牛コラム | Leave a Comment

乳製品は痛風の予防に効果がある?

 
痛風は高尿酸血症ともいわれ、血液中に尿酸が増えることにより起こります。尿酸値は、激しい運動やストレスなどで体内で多く生成
されたり、プリン体を多く含む肉類、貝類、ナッツ、かまぼこなどの過剰摂取によって上昇します。牛乳にはプリン体はほとんど含まれて
いません。

尿酸は、健康な人では溶けた形で血液中に存在しますが、過飽和濃度の状態になると結晶を生じ、関節などに沈着した場合に激しい
痛風発作を起こします。痛風は男性に多く発症する炎症性関節炎で、アメリカでは340万人の患者がいるといわれています。痛風の既
のない男性(40〜75歳)約47,000人を対象に、摂取した食品と痛風の発症の関係について12年超にわたる疫学調査が米国で実施さ
れました。この調査では、プリン体を多く含む肉類、魚貝類などと、乳製品の摂取量を各5段階のグループに分け、痛風の発症のリスク
を検討しました。その結果、プリン体を多く含む肉類、魚貝類では、摂取量が最も多いグループは最も少ないグループよりも痛風発症
のリスクが高いという結果が出ました。一方、乳製品では、摂取量が増えるにつれて発症リスクが低下しました。痛風発症のリスクは、
乳製品の摂取量が最少のグループを1とすると、最大グループでは0.56でした。乳製品が痛風の発症を抑制するメカニズムは、乳製
品に含まれるたんぱく質(カゼインとホエーたんぱく質)の尿酸排泄促進作用により、血液中の尿酸値を下げているためと考えられます。

byRIMU

参考文献:一般社団法人 Jミルク
写真素材:いらすとや

2017-5-26 Category コラム, 牛コラム | Leave a Comment

削蹄通信Vol.13号発行しました!




お待たせしました。
年2回発行の当社削蹄通信Vol.13を発行しました。

今回も牛の情報から当社の紹介まで充実の内容です。
順次畜主様、関係機関へお渡しとなりますのでよろしくお願いします!

by RIMU

2017-5-15 Category コラム, 当社 | コメントは受け付けていません。

とある獣医師の独り言50

5月になりました。このコラムも皆様のおかげでついに50回を数えるまでになりました。ありがとうございます。昔のコラムを読み返すと今と全く違うことを言っていたりしていますが、そこはご愛敬ということで(笑)。今後は100回を目指し、さらに分かりやすいお話をすることで、皆様に愛されるコラムにしていこうと思いますので、更なるご愛顧をよろしくお願いします。それでは、本題です。
先月はお産と蹄底潰瘍の話でしたが、今回は削蹄の不備が招く蹄底潰瘍についてお話しします。



まずは、図1を見てください。これは正しく削蹄が行われているときの蹄の内部の蹄骨、蹄球枕、蹄真皮の位置を示しています。削蹄が正しく行われていれば、牛の蹄は垂直に近く、蹄骨も立っているのがわかると思います。この時、牛の体重は蹄前面に乗ることで、蹄骨の後面にはあまり体重が乗らず、蹄球枕に大きな負担もかかることがないため、蹄真皮も血行障害が起こりにくくなっています。
しかし、もちろん蹄は毎日伸びていきます。特にフリーストール牛舎ではコンクリートの上を牛が歩き回ることで、柔らかい蹄底の角質は固い蹄先の角質より早く削れていきます。そうすると徐々に蹄が寝た状態になっていきます。このことで、牛の体重は徐々に蹄骨の後面に乗ることになり、蹄球枕に大きな負担がかかります。この状態で削蹄を行い、図1の状態に戻して上げられれば、問題はありません。



しかし削蹄を行わなかった場合、さらに蹄先の角質は伸び蹄底の角質は削れていき、図2のように蹄はますます寝ていきます。ついには蹄球枕で支えきれなくなった蹄骨は、牛が起立している間ずっと蹄真皮を圧迫し続けます。圧迫を受けた蹄真皮は血行障害による壊死を起こし、そこが蹄底潰瘍となるのです。蹄底潰瘍を防ぐために削蹄は不可欠と言えます。
今月は以上です。

byとある獣医師

2017-5-9 Category とある獣医師の独り言, コラム | コメントは受け付けていません。

平成29年度 北海道牛削蹄師会 通常総会開催

平成29年度 北海道牛削蹄師会 通常総会開催

平成29年4月27日(木) 札幌のTKPガーデンシティーにて行われました。
総会前の削蹄研修会では、『削蹄のトラブル‐未然防止と事後対応‐』と題しまして、
小寺・松田法律事務所 弁護士 松田 竜 様より講演がありました。
フォトで様子をお伝えします。





























by Rimu

2017-5-1 Category コラム, 削蹄師会 | Leave a Comment

とある獣医師の独り言49

四月です。新年度が始まりました。ここ宗谷地方でも草地の雪が解け始め一部地面が見えているところもあります。本州では桜が開花したそうですが、この桜前線がこの宗谷にまで到達するまでに一か月半はかかります。日本はいかに南北に長いかがわかりますね。満開に咲いた桜を愛でながら一杯やれる時期が待ち遠しいです。

それでは本題です。前回は蹄底潰瘍と褥瘡はよく似ていて、血行障害による虚血性壊死(きょけつせいえし)だと言うところまでお話ししましたが、今月はその血行障害がなぜ起きるのかをお話ししていこうと思います。
蹄骨は前々回にお話ししたように、深屈腱に釣り上げられながら、蹄球枕の中に浮いているという非常に不安定な状態で存在しています。(図1)


図1 蹄の内部構造(フットケアガイドから引用 一部変更)

また、蹄骨はアーチ状をしていて、辺縁(赤〇)は尖っているので、この尖った蹄骨が何らかの原因で蹄底の真皮を圧迫することにより、真皮が血行障害となり、壊死し、脱落することで蹄底潰瘍の発生へとつながっていくのです(図2)。


図2 蹄底潰瘍の発生(フットケアガイドから引用 一部変更)

では、蹄骨の真皮の圧迫の原因は何でしょうか。それはいくつかあります。それを今月から数回に分けて少しずつ解説していきます。今回はお産と蹄底潰瘍の関係です。

◎お産を原因とする蹄底潰瘍
お産と蹄底潰瘍は無関係のような感じがしますが、実はそうではありません。上半身と下半身をつないでいる骨盤は、安定性を得るために通常は靭帯によって強固に固められています。しかし、妊娠し胎児が成長していくと、そのままの骨盤では胎児を出産することができません。出産するためには骨盤を締めている靭帯を緩め、産道広げる必要があります。その作用をするホルモンをリラキシンと言います。リラキシンのおかげで骨盤が緩み胎児が通る産道の確保ができるのです。しかし、このホルモンが骨盤の靭帯のみに作用すれば問題はないのですが、血液を介し全身の靭帯や腱にも影響してしまいます。その弊害の一つとして蹄底潰瘍が起こってしまうことがあるのです。つまり、リラキシンが蹄骨を釣り上げている深屈腱を緩めることで、蹄骨が沈下し、蹄真皮を圧迫してしまうのです。分娩後に蹄底潰瘍が多くみられるのはこの影響もあるのです。
対策としては、リラキシンを分泌させないわけにはいかないので、乾乳にする前に正しく削蹄を行い、少しでも蹄骨の沈下を防ぐことが重要です。

今月はここまでにします。ありがとうございました。

by とある獣医師

2017-4-3 Category とある獣医師の独り言, コラム | コメントは受け付けていません。

~牛乳を飲んで高血圧の改善~



日本人に多い高血圧症の90%は、原因が特定できない「本態性高血圧」と呼ばれるものです。本態性高血圧は、遺伝的因子を背景
に環境的因子が加わって発症しますが、その環境因子で最も大きいのが食事です。高血圧を招く食事因子といえば、食塩の成分ナト
リウムの過剰摂取がよく知られるところです。血圧が上がるメカニズムはまだ完全に明らかにされていませんが、ナトリウムが血液循
環量を増やし、心拍出量を増加させるためという説があります。

ナトリウムの血圧上昇作用を妨げる働きがあるとして注目されているのがカルシウムです。1971〜75年に米国で行われた調査によ
ると、カルシウムの摂取量が多いほど、高血圧の頻度が低いという結果が報告されています。調査では、カルシウム摂取量が1日あ
たり300mg以下では高血圧例が11〜14%であったのに対し、1,200mg以上では3〜6%でした。

日本で行われた疫学調査でも、カルシウムの摂取量が少ないと、高血圧や脳卒中の発生が増加すると報告されています。
カルシウムが血圧を下げるメカニズムについては詳しく解明されていませんが、カルシウムがナトリウムの排泄を促進することが要因
の1つといわれています。
 
腎臓から分泌されるたんぱく質のアンジオテンシンから分解酵素レニンの作用でアンジオテンシンⅠがつくられます。アンジオテン
シンⅠはアンジオテンシンⅠ変換酵素(ACE)の作用でアンジオテンシンⅡがつくられ、強い血圧上昇作用を示します。最近の研究
では、牛乳のカゼインが消化されてできるペプチドのいくつかの成分が、この変換酵素の働きを阻害すると考えられ、結果的に血圧
の上昇を防ぐと考えられているそうです。

参考文献:一般社団法人 Jミルク
写真素材:イラストレイン
by Rimu

2017-3-27 Category コラム, 牛コラム | Leave a Comment

とある獣医師の独り言48

三月になりました。日差しも日に日に暖かくなり、少しずつではありますが春を感じるような天気になってきましたね。この時期はなぜかテンションが上がります。道北地方は例年より雪が少なく、比較的楽な冬となっています。あと一か月、何とか荒れることもなく過ごせることを祈っております。もう少しで待ち遠しい春がやってきます。それでは本題です。

先月は蹄の内部の構造こそが蹄底潰瘍誘発の原因であるというところまでお話ししましたが、その続きです。蹄底潰瘍とは少し話はそれますが、今月は褥瘡の話から始めます。

今月は褥瘡の話から始めます。皆さんは褥瘡(じょくそう)という言葉はご存知でしょうか?褥瘡は人の場合は床ずれとも言われ、ロコモティブシンドロームなどで寝たきりになった人などによく見られる症状です。インターネットで“褥瘡”で検索すると目を覆いたくなるような写真が多数出てきます。それら褥瘡の写真を一見すると傷があるため何かの細菌感染の影響に思われるかも知れませんが、細菌は直接関係ありません。褥瘡の発生はかかとやひじ、お尻の尾骶骨(びていこつ)など骨が尖っていて、かつ中の筋肉や脂肪が薄い部分で多く見られます。脂肪や筋肉が薄く骨が尖っているような場所は、長期間にわたって体重がかかり組織が圧迫されると、血液の流れが悪くなりやすい傾向があります。血液が途絶え、栄養が得られなくなった筋肉や皮膚は壊死(えし)を起こします。壊死を起こした部分は脱落することで褥瘡の発生となるのです(図1)。


図1 床ずれの模式図


写真1 飛節の褥瘡


写真2 大腿部の褥瘡

ですから褥瘡は圧迫による血行障害によって起こる、組織の無菌的壊死と言えます。余談ですが、笑点で長く司会を務めていた歌丸師匠が体調不良で入院しているときに褥瘡に苦しんだそうですが、彼は異常に痩せているため筋肉や脂肪が少なく、普通の人よりも褥瘡になり易かったのだと思います。痩せすぎというのも考え物ですね。
話を牛に戻しますが、もちろん牛にも褥瘡はあります。写真1は飛節の写真2は大腿部の褥瘡です。これらの牛は蹄が悪く寝てばかりいたため飛節や股関節に褥瘡ができてしまいました。牛の場合も回りよりも骨が飛び出ているような飛節や股関節の周囲部によく見られます。
なぜ、ここで褥瘡の話をしたかというと、蹄底潰瘍は褥瘡と発生の仕方が非常に酷似しているからです。蹄底潰瘍は細菌感染による蹄病だと勘違いしている人が良くいます。私も恥ずかしながら、つい数年前まで勘違いしていたうちの一人です。診療中に蹄底潰瘍を見つけた際に、『何か尖った石でも踏んだんだね。』と言う畜主さんに、『そうですね。』と答えていました。確かに何かを踏むことによって蹄に炎症や化膿ができる蹄病もあります。しかし、それは化膿性蹄皮炎(かのうせいていひえん)という別の蹄病です。蹄底潰瘍は血行障害によって起こる蹄真皮の壊死による蹄病です。その血行障害がなぜ起こるのかについてはまた来月お話しします。

byとある獣医師

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