北北海道を牛柄トラックで駆ける牛削蹄所。菅原道北削蹄所のオフィシャルサイトです。

~考える牛~

みなさんこんにちは、久しぶりの更新でございます♪
最近は本格的に雪が降り気温がどんどん下がり始め大変な時期になってまいりました。
我が家では、クリスマスツリーを飾りクリスマスムード全開です♪
さて、今回のコラムでは、考える牛を紹介したいと思います。
みなさん、考える人は聞いたことある方は多いと思いますが考える牛はあまり聞いたことがないと思います。
ちなみに考える人はコチラ↓↓

製作者オーギュスト・ロダン
フランスの彫刻家で19世紀を代表する彫刻家として有名、代表作は地獄の門、考える人などだそうです。

では考える牛はコチラ↓↓

作者は彫刻家のJosep Granyerさん
銅像の場所はスペインのバルセロナのランブラ・デ・カタルーニャ通りにあります。

1972年に地元商店街の委員会が通りのシンボルとして制作しました。

設置当時、この辺りを地下駐車場の建設やバイパスにしてしまおうという計画があったのですが、
商店街のある並木道の素敵な通りが壊れてしまう可能性があったため、銅像を置くことにより、この計画を阻止したみたいです。

もし旅行の際には一度見るのも良いかもしれませんね♪

byRIMU

2017-12-7 | コメントは受け付けていません。

牛革の種類と基礎知識


最も一般的な革であり、市場に多く流通する牛革ですが、牛皮は、革靴に使用される革としては最大数量であり、一般的に成牛の背中から脇までの皮を使用しています。

加工する製品には、使用する部位や牛の年齢によって用途や風合いは大きく異なるり、製品化された値段にも大きな違いがでてきます。

特に人口的な艶とはまったく違った美しい艶と滑らかな銀面が自慢のレザーアイテムは、生後3-6ヶ月の子牛(まれにベビーカーフやキップのカーフとして呼ばれることもある)の革から作っています。成牛に比べ、銀面は滑らかで面積が小さく高級な小物や靴に用いられています。カーフはキズには弱いのですが、その繊細さからは高級感が漂い世界中でもいちばん人気のある革です。

牛革の種類と特徴

【カーフ】
生後6ヶ月以内の子牛、まれにベビーカーフやキップのカーフとして呼ばれることもあります。人間の皮膚に例えるとわかりやすいのですが、成牛に比べ、銀面は滑らかで面積が小さく高級な小物や靴に用いられます。

【ベビーカーフ】
キメ細やかな表情で革本来の表情を楽しむ、ツウなレザー生後3ヶ月ほどの子牛の革。カーフスキンよりさらに面積が小さく、銀面のきめの細かさや滑らかさが際立つ最高級素材。雨や傷には弱いが、革本来の表情を楽しむために、色づけは透明度の高いアニリンなどの塗料を使用しうす化粧で仕上げる。

【キップ】
カーフよりも手頃であるが、気品あふれる美しさは絶品な素材子牛と成牛の中間に位置する牛革。小型の革の呼称であるスキンと呼ばれる牛革はこのキップまでで、カーフには劣るものの、銀面のきめ細やかさや滑らかさは成牛に比べて美しく、高級感を求められるバッグなどには最適だ。

【ステアハイド】
生後2年以上の牡の成牛だが、生まれて3-6ヶ月以内に去勢されている。暴れる事も少なく育つために傷が少なく、銀面のきめ細やかさはキップにも近い質感。非常にポピュラーな素材で、大型のバッグや衣類などに使われる。

【カウハイド】
需要と供給バランスが優れた牛革の代名詞的な存在。生後2年を経過し、出産を経験した牝牛の成牛。大判であるために大型の鞄やジャケットなどに使われる、牛革の代表だ。さらにプルハイドと呼ばれる、去勢しない繁殖用の牡牛革も存在するが、これらは靴底などに使用される。

byRIMU

2017-11-18 | Leave a Comment

~牛車の歴史~


  『日本書紀』を調べてみると、我が国では、大和時代(五世紀頃)に、車が使用されていた。牛に曳かせていたのであるが、乗用車というより荷車的な性格を持っていた。なぜ、馬でなく牛だったかというと、奈良時代から上流貴族は、牛乳を飲んだり酪というチーズのような乳製品を食べる習慣があり、牧場で沢山の牛を飼っていたので、手に入れるのが容易であったからである。雌は酪農用に、力のある雄はもっつぱら車を曳くのに用いられていた。また、道路状況からみても遅い牛のほうが適当であったと考えられる。
雨の多い日本の道はぬかるみがちで、雨があがっても、車の通った後の轍(わだち)が残り、凹凸(おうとつ)のあるでこぼこの道であった。『今昔物語』には、車に乗り慣れない武士が、牛車の揺れのひどさに困惑している場面も出てくるほどである。

ところで、絵巻物などに出てくる牛車を使うようになったのは、平安時代になってからのこと。屋内での生活が主になり、奈良時代の人々に比べて体も弱くなり、衣冠束帯(いかんそくたい)や十二単のように服装も活動的でなかったので外出には車が必要になってきたのである。

牛車は平安貴族の乗用車として使用され、位階・家格によって相違していた。 現代の自動車メーカーが大きさや仕様の違った車を製造し、人々も速くて自分の好きなタイプの車を欲しがるのと同様、牛車の構造や色、模様も様々であった。
当時の人々も車輪や車軸を丈夫にするより車体を綺麗にしたのである。一般的にはあるように竹や檜で編んだ網代を使った網代車が「牛車」として知られている。

牛車は、南北朝頃から次第に衰退していくが、背景には、貴族社会から武士社会への大きな変化があった。位階がなければ使用できない規則のために、征夷代将軍を始め、朝廷から位階を授かった上流階級の武士を除いては一般に牛車に乗る資格がなく、馬にのるようになったのである。こうして除々に牛車の使用が減っていったのである。
 
一方の貴族も儀式の時に使うだけとなり、江戸時代になると、ほとんど姿を消してしまうのである。

ちなみに日本での馬車の出現は、明治時代になってからである。

byRIMU

写真素材: スタジオヨッシー

2017-11-4 | コメントは受け付けていません。

干支の動物の持つ意味とは??


干支には、丑(牛)が入っていますが、それぞれ動物の意味と干支の順番が決まった昔話を紹介します。

まず動物の意味を紹介します。


・子(ねずみ)
繁殖力がとても強いことから、「子孫繁栄」の意味があります。


・丑(うし)
丑は古来より、人間と密接にかかわってきた家畜で
大切な食料や、農作業や運搬などの労働力であっ
たことから、「粘り強さと誠実」の意味があります。

・寅(とら)
毛皮の美しい模様から前身は夜空に輝く星と考
えられており、「決断力と才知」の意味があります。


・卯(うさぎ)
うさぎの穏やかな様子から、「温厚で従順」の意味があります。

・辰(たつ)
伝説の生き物である龍は、古代中国で権力者の象徴とされて
おり、 「正義感と信用」の意味があります。


・巳(へび)
執念深いと言われているが恩を忘れず、助けた人には必ず
恩返しをすると言われることから、探究心と情熱」の意味があります。

・午(うま)
丑と同様、人との付き合いが長く、また役に立つ動物であり、
人間も馬を大事に扱ったことから、「陽気で派手好き」の意味
があります。


・未(ひつじ)
群れをなすため、亜属の安泰や平和に暮らすことを示してい
るため、「穏やかで人情に厚い」の意味があります。


・申(さる)
山の賢者で、山神の使いと信じられていたことから
「利口と好奇心」の意味があります。

・酉(とり)
人に時を報せる動物で、“とりこむ”という商売には縁起
が良いとされている干支で「親切で世話好き」の意味が
あります。

・戌(いぬ)
人との付き合いも古く、社会性があり忠実な動物である
ことから、「勤勉で努力家」の意味があります。

・亥(いのしし)
イノシシの肉は万病を防ぐと言われており無病息災の
象徴とされているので「勇気と無病息災」の意味があります。

次に干支の順番が決まった昔話を紹介します。
どうして丑(牛)が二番目なんでしょう??

昔々の大昔のある年の暮れのこと、神様が動物たちにお触れを出したそうな。
「元日の朝、新年の挨拶に出かけて来い。一番早く来た者から十二番目の者までは、順にそれぞれ一年の間、動物の大将にして
やろう」動物たちは、おらが一番とて、めいめいが気張って元日が来るのを待っておった。ところが猫は神様のところにいつ行くの
か忘れてしまったので、ねずみに訊くと、ねずみはわざと一日遅れの日を教えてやった。猫はねずみが言うのを間に受けて、喜ん
で帰っていったと。さて元日になると、牛は「おらは歩くのが遅いだで、一足早く出かけるべ」とて夜のうちから支度をし、まだ暗いの
に出発した。牛小屋の天井でこれを見ていたねずみは、ぽんと牛の背中に飛び乗った。そんなこととは知らず、牛が神様の御殿に
近付いてみると、まだ誰も来ていない。我こそ一番と喜んで待つうちに門が開いた。とたんに牛の背中からねずみが飛び降り
ちょろちょろっと走って一番になってしまった。それで牛は二番それから虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪の順で着いた。
猫は一日遅れで行ったものだから番外で仲間に入れなかった。
それでねずみを恨んで、今でもねずみを追い回すのだそうな。
引用元:干支情報サイト

干支には、意味、順番があったんですね♪♪

by RIMU

2017-10-20 | コメントは受け付けていません。

お盆に作る精霊馬、精霊牛って?

みなさん、お盆に飾る精霊馬・精霊牛をご存知ですか?

精霊馬・精霊牛とはきゅうりで作る馬となすで作る牛です。

精霊馬(左)・精霊牛(右)


精霊馬・精霊牛って何?
お盆の時期になすときゅうりで作る馬と牛は精霊馬・精霊牛と呼ばれ、ご先祖様の霊が家に帰ってくるお盆にご先祖様が行き来する乗り物として作られたのです。

ご先祖様が足の速いきゅうりの馬に乗って帰ってきて、少しでも長くこの世にいてもらおうと、帰りはゆっくりと景色を楽しみながらなすの牛に乗ってのんびりと帰って行くと一般的に考えられています。

またある地域では、行きも帰りもきゅうりの馬に乗り、なすの牛には供養するお供え物などの荷物を乗せて帰るとも言われてるみたいです。

何故なすときゅうりで作るの?
実はその理由は はっきりとしていませんが、きゅうりとなすは夏の時期に多く採れる野菜のため、容易に手に入りやすく、どこの地域
でも簡単に収穫できる野菜であったことから、きゅうりとなすが全国的に広まり使われているものと考えられます。

お盆が終わった後は??
ちなみに使い終わったらどうずれば良いのか悩んだことはありませんか?
食べ物だから食べればいいのでは・・・?
そう考える方もいるかもしれません。

基本的には「精霊馬・精霊牛」は乗り物としてお供えしているので食べることはNGとされています。

送り盆が済んだら、綺麗な川や海に流したり、お盆飾りと一緒に燃やしたりして処分するようです。
その他にも精霊馬・精霊牛を土に還すために土に埋めたり、 一番手軽な方法としては、白い紙(出来れば半紙、 無ければキッチンペーパー等)にくるんで塩で清めてから捨てるとよいとされています。

byRimu

2017-7-7 | Leave a Comment

牛乳には便秘を予防する効果がある?

 

ヒトの腸内には1,000種類、100兆個を超える細菌が生息しています。これらの細菌は腸内で相互に関係して、腸内フローラという生
態系を形成しています。腸内細菌には消化・吸収を助けて腸内環境をきれいにする善玉菌と、腐敗物質をつくり体に害を及ぼす悪玉
菌およびその中間に位置する中間菌の3種類があり、お互いに拮抗しあっています。
 
牛乳に含まれる乳糖は難消化性のため、一部は未消化のまま大腸に到達して、そこで腸内細菌による発酵を受け、有機酸を生じま
す。酪酸など有機酸のあるものは大腸壁細胞の栄養源となり、また腸内のpHを酸性側に傾かせて、いわゆる善玉菌優位の腸内環
境をつくります。これらの有機酸は、回腸や大腸を刺激し腸の蠕動運動を高め、便秘の改善に寄与しています。また、乳糖は腸内の
浸透圧を高め、平衡化するために周囲から水分を取り込み、腸内の内容物を軟らかくする働きもあり、スムーズな排便を促進します。

 最近の研究によると、悪玉菌を抑えて善玉菌を増やすことは、便秘の解消・整腸作用だけでなく、腸の老化を遅らせ、さまざまな腸
管由来の感染症やがんなどの病気の予防につながることが明らかにされています。

 牛乳には、乳糖以外にも、善玉菌の代表であるビフィズス菌の増殖を助ける成分として微量のミルクオリゴ糖やカゼインの消化物も
含まれています。

byRIMU
参考文献:一般社団法人 Jミルク
写真素材:パブリックドメインQ

2017-6-30 | Leave a Comment

牛乳は1日のうち、いつ飲むのが効果的?


牛乳はいつ飲んでもいいんです!!
①運動前後の飲用
 牛乳中のホエーたんぱく質に多く含まれる分岐鎖アミノ酸(BCAA:バリン、ロイシン、イソロイシン)は、運動中の筋
肉の消耗抑制、運動後の筋疲労の軽減などの働きがあるといわれ、特に激しい運動をするスポーツ選手のようなア
スリートにとって、牛乳は有利なたんぱく質補給源となります。

②夜の飲用
 睡眠中は成長ホルモンの分泌が活発になるので、牛乳中を対象にした調査では、牛乳介入群(栄養指導介入を行
い、牛乳を1日500mL、さらに週3回のトレーニング直後に500mL上乗せ摂取した)と、牛乳介入を行わなかった群(
牛乳摂取量は平均1日117mL)に分けて比較した結果、牛乳介入群では骨密度、骨量、筋量が増加し、疲労度の減
少も観察されました。
 最近のアスリートはサプリメントに依存する傾向がみられ、サプリメントの過剰摂取による健康障害を危惧する声も
あります。一方、牛乳は、良質なたんぱく質と豊富なカルシウム
を安心して補給できる食品といえます。たんぱく質やカルシウムが骨や骨格を形成するのに役立ちます。特に成長期
には効果的です。

③就寝前の飲用
 就寝前の飲用は睡眠の質を向上させるというデータがあります。また、カルシウムは神経の興奮性を低下させ安定
化させる作用を担っています。ストレスからくるイライラや不安、緊張などは自律神経の交感神経優位のときに起こり
がちです。こんなとき温めた牛乳は、適度に空腹感を満たし気分をリラックスさせて、安眠へ導いてくれるでしょう。

byRIMU
参考文献:一般社団法人 Jミルク
写真素材:GATAG|フリー素材集 壱

2017-6-5 | Leave a Comment

乳製品は痛風の予防に効果がある?

 
痛風は高尿酸血症ともいわれ、血液中に尿酸が増えることにより起こります。尿酸値は、激しい運動やストレスなどで体内で多く生成
されたり、プリン体を多く含む肉類、貝類、ナッツ、かまぼこなどの過剰摂取によって上昇します。牛乳にはプリン体はほとんど含まれて
いません。

尿酸は、健康な人では溶けた形で血液中に存在しますが、過飽和濃度の状態になると結晶を生じ、関節などに沈着した場合に激しい
痛風発作を起こします。痛風は男性に多く発症する炎症性関節炎で、アメリカでは340万人の患者がいるといわれています。痛風の既
のない男性(40〜75歳)約47,000人を対象に、摂取した食品と痛風の発症の関係について12年超にわたる疫学調査が米国で実施さ
れました。この調査では、プリン体を多く含む肉類、魚貝類などと、乳製品の摂取量を各5段階のグループに分け、痛風の発症のリスク
を検討しました。その結果、プリン体を多く含む肉類、魚貝類では、摂取量が最も多いグループは最も少ないグループよりも痛風発症
のリスクが高いという結果が出ました。一方、乳製品では、摂取量が増えるにつれて発症リスクが低下しました。痛風発症のリスクは、
乳製品の摂取量が最少のグループを1とすると、最大グループでは0.56でした。乳製品が痛風の発症を抑制するメカニズムは、乳製
品に含まれるたんぱく質(カゼインとホエーたんぱく質)の尿酸排泄促進作用により、血液中の尿酸値を下げているためと考えられます。

byRIMU

参考文献:一般社団法人 Jミルク
写真素材:いらすとや

2017-5-26 | Leave a Comment

~牛乳を飲んで高血圧の改善~



日本人に多い高血圧症の90%は、原因が特定できない「本態性高血圧」と呼ばれるものです。本態性高血圧は、遺伝的因子を背景
に環境的因子が加わって発症しますが、その環境因子で最も大きいのが食事です。高血圧を招く食事因子といえば、食塩の成分ナト
リウムの過剰摂取がよく知られるところです。血圧が上がるメカニズムはまだ完全に明らかにされていませんが、ナトリウムが血液循
環量を増やし、心拍出量を増加させるためという説があります。

ナトリウムの血圧上昇作用を妨げる働きがあるとして注目されているのがカルシウムです。1971〜75年に米国で行われた調査によ
ると、カルシウムの摂取量が多いほど、高血圧の頻度が低いという結果が報告されています。調査では、カルシウム摂取量が1日あ
たり300mg以下では高血圧例が11〜14%であったのに対し、1,200mg以上では3〜6%でした。

日本で行われた疫学調査でも、カルシウムの摂取量が少ないと、高血圧や脳卒中の発生が増加すると報告されています。
カルシウムが血圧を下げるメカニズムについては詳しく解明されていませんが、カルシウムがナトリウムの排泄を促進することが要因
の1つといわれています。
 
腎臓から分泌されるたんぱく質のアンジオテンシンから分解酵素レニンの作用でアンジオテンシンⅠがつくられます。アンジオテン
シンⅠはアンジオテンシンⅠ変換酵素(ACE)の作用でアンジオテンシンⅡがつくられ、強い血圧上昇作用を示します。最近の研究
では、牛乳のカゼインが消化されてできるペプチドのいくつかの成分が、この変換酵素の働きを阻害すると考えられ、結果的に血圧
の上昇を防ぐと考えられているそうです。

参考文献:一般社団法人 Jミルク
写真素材:イラストレイン
by Rimu

2017-3-27 | Leave a Comment

チーズの種類



チーズは製法により、大きく分けてナチュラルチーズとプロセスチーズがあります。
プロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱溶融して、いろんな形に固めたもので、保存性もよく、一定の味が楽しめます。ナチュラルチーズは、乳酸菌が生きていて、いろいろな製法により、バラエティ豊かなチーズがあり、それぞれの風味が、熟度によっても楽しめます。

1.フレッシュタイプ
一般的には、熟成させずに、原料乳を乳酸発酵させたり、凝乳酵素(レンネット)を加えて脱水したものです。
ヨーグルトとも似ていますが、違いは乳清(ホエー) を漉すことです。
代表するチーズ:フロマージュブラン、カッテージチーズ、リコッタ、モツァレラなど。

2.白カビタイプ (軟質)
白いカビの表皮を持つチーズです。ミルクを凝乳酵素で固めチーズに加塩した後、白カビを吹き付けて(ミルクに白カビ菌をさきに入れる場合もあります)熟成していきます。
白カビがタンパク質をアミノ酸に変える働きでチーズの熟成を促して味わいを深めていきます。
代表するチーズ:カマンベール、ブリ・ド・モー、クロミエなど。

3.青カビタイプ (軟質、半硬質)
ブルーチーズは最初にミルクに青カビを混ぜ込んだり、型詰めのときに植えつけて熟成させます。ピリっとした塩味と独特の香りがあります。
代表するチーズ:ロックフォール、ゴルゴンゾーラ、ブルースティルトンなど。

4.ウォッシュタイプ (軟質)
チーズを熟成させる際、チーズの表面を塩水やその土地によってアルコールで洗うことから「ウォッシュ」と呼ばれ、ウオッシュしたやわらかめの チーズをいいます。熟成が進むにつれ、表皮はねっとりと茶褐色 になり、特有の強い香りを放ちますが中はクリーミーで濃厚です。
代表するチーズ:エポワス、マンステール、ポン・レベック、タレジョなど。

5.山羊・羊 (シェーブル & ブルビ) タイプ (軟質、半硬質)
シェーブルとは山羊乳で作られるチーズです。中には乾燥を防ぐために灰をまぶしたのもあります。色は白く、酸味があります。 熟成するにつれ、ほっこりとし、しっかりとした濃厚なお味になります。ブルビは羊乳タイプのチ-ズです。シェーブルよりクセが少なく、まろやかな味になります。
代表するチーズ:サントモール、クロタン・ド・シャヴィニョルなど

7.ハード (加熱圧搾) タイプ (硬質、超硬質 水分40%以下)
最も長期保存がきく大型チーズです。カード(凝乳)を加熱し、細かくカットすることで水分がさらに抜けさらに強く圧搾したもので、水分量が非常に少ないです。
長い熟成期間にしっかりと旨味がつまり、深みのある味わいになります。
代表するチーズ:コンテ、グラナ、パルミジャーノ・レジャーノなど。

参考文献:世界チーズ商会株式会社
写真素材:ゆんフリー写真素材集

2017-3-4 | Leave a Comment

牛乳の種類



・成分無調整と成分調整牛乳の違いって?
成分無調整とは、読んで字のごとく製造工程で成分を調整していないもの。いわゆる牛乳はすべて「成分無調整」です。一方、平成15年に食品衛生法に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(以下、乳等省令)が改正され、<種類別>成分調整牛乳が新設されました。成分調整牛乳とは、生乳から水分、脂肪分、ミネラルなど、乳成分の一部をとりのぞいて、成分を調整した牛乳のこと。無脂乳固形分(牛乳から乳脂肪分と水分をのぞいた成分)は8.0%以上と決められています。乳脂肪分の規定はありませんが、市販されているものは1.5 %を超えるものとなっています。

・成分調整牛乳の仲間は?
遠心分離によって脂肪の一部を除去し、牛乳よりも脂肪を抑えたものや、水分の一部を除去し、牛乳より成分が濃厚なものなどがあります。

低脂肪タイプ:脱脂粉乳などを加えて、脂肪分を少なくしたタイプです。一般的に、乳脂肪分は1.0〜1.5%、無脂乳固形分8.5〜10.0%のものが多いようです。牛乳よりも低エネルギーですが、脱脂粉乳などを加えているので、たんぱく質やカルシウムは多く含まれています。「脂肪は少なく、カルシウムはしっかり摂りたい」という方にぴったりです。

濃厚タイプ:生乳に濃縮乳、クリーム、バターなどを加えたものです。脂肪、たんぱく質、カルシウムなどの各成分も多いので栄養価も高く、風味も濃厚です。乳脂肪分は4.0〜4.6%、無脂乳固形分8.5〜10.5%のものが一般的。「コクのある牛乳が好き!」という方におすすめです。

乳製品以外のものが入れば乳飲料
牛乳に、乳製品以外のミネラル、ビタミン、コーヒー、果汁などを加えた飲み物のことです。「乳等省令」による成分の規定はありませんが、「飲用乳の表示に関する公正競争規約」によって、「乳固形分を3.0%以上含むこと」と決められています。ちなみに牛乳の乳固形分は約12%。乳飲料には、これと同程度のものから1/4くらいのものまであり、次の三つに分類にされます。

栄養強化タイプ:カルシウムを加えたものが多いようです。また鉄、ビタミンD、E、食物繊維、オリゴ糖など、本来は牛乳に含まれていないもの、または少ない成分を加えたものもあります。たんぱく質は牛乳よりも多く、脂肪は少ないものが主流です。

し好タイプ:コーヒー、果汁、甘味などを加えたもの。カフェラテ、ミルクティ、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳などがこの仲間です。

乳糖分解タイプ:日本人には、牛乳を飲むと「おなかがゴロゴロする」という人が多いといわれています。その原因である、乳糖の一部を酵素で分解した、おなかにやさしい乳飲料です。乳糖がグルコース(ぶどう糖)に分解されるので、甘味があります。


参考文献:株式会社 明治
写真素材:GATAG フリー素材集 壱

by RIMU

2017-2-25 | Leave a Comment

牛乳のもつ不思議な働き



ミネラル・キャッチャーとは、牛乳の含まれているカゼインが分解されてできる、カゼインホスホペプチドのこと。カゼインホスホペプチドには、ミネラルと結びつき、その吸収率を高めるという興味深い働きがあります。

牛乳のたんぱく質であるカゼインは、体内で分解されるとカゼインホスホペプチド(CPP)という物質を生成します。カゼインホスホペプチドは、牛乳のみならず、ほかの食品に含まれるミネラルとも結びつきやすく、その結果、ミネラルの吸収率を高める働きをします。
鉄分は、赤身の肉やレバー、大豆、プルーンなどの食品に多く含まれていますが、吸収率がよくありません(動物性食品のヘム鉄で20%程度、植物性食品の非ヘム鉄では数%)。

しかし、牛乳と一緒にそうした食品をとると、カゼインホスホペプチドの働きによって、鉄分の吸収率が高まります。牛乳そのものには鉄分がほとんど含まれていませんが、ほかの食品の鉄分吸収を助ける不思議ともいえる働きをするのです。
カゼインホスホペプチドは、鉄分にかぎらず、多くのミネラルと結びついて吸収を助ける働きをするので、「ミネラル・キャッチャー」とも呼ばれているみたいです。

参考文献:株式会社 明治
写真素材:素材のプチッチ

by RIMU

2017-2-18 | Leave a Comment

牛乳はビタミンも豊富


牛乳には、ビタミンCは少ないものの、そのほかのほとんどのビタミン(脂溶性ビタミンのA、D、E、K。水溶性ビタミンのB1、B2、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、B12など)が含まれています。
とくに豊富なのが、ビタミンA(レチノール)とB2です。

ビタミンAは、活性酸素の発生を抑え、細胞の老化を防ぐ働きがあり、アンチ・エイジングには欠かせないビタミン。不足すると、視力の低下や肌のかさつき、抜け毛などが起こりやすくなります。また、ビタミンAには、免疫機能を高め、感染症などを予防する働きがあることもわかっています。

もう1つのビタミンB2には、細胞の再生や脂質などの代謝を促進する働きがあります。皮ふや髪、肌などを健康的に保つ「美容ビタミン」として知られています。また、脂質をエネルギーに変換するので、脂肪分の多い食事を好む人や、肥満の予防・解消には不可欠のビタミンです。

ビタミンAとB2は、レバーやウナギなどに多く含まれています。しかし、毎日続けて摂取することを考えると、手軽に飲むことができる牛乳はとても身近な補給源だといえます。

また、ビタミンは単独で働くほかに、数種類の相互作用によってより高い機能を発揮します。多くのビタミンを含む牛乳は、この点でも優れた食品だそうです。

参考文献:株式会社 明治
写真素材:ピクト缶

by RIMU

2017-1-22 | Leave a Comment

~学業の神様と牛の深い関係~


受験シーズン真っ只中の今日この頃。
合格祈願をこめて天満宮に行かれる方も多いかと思います。そこで祀られているのは学業の神様としてよく知られている菅原道真公です。
天満宮は菅原道真が太宰府で亡くなったのち平安京で数々の天変地異が起こったり菅原道真を左遷に追いやった者たちが次々に
亡くなっていったことから菅原道真の怨霊に祟られていると考えそれを鎮めるために建てられたとされています
<注>諸説あり
また菅原道真が学業の神様として参拝されるようになった由縁は生前の菅原道真がとても優れた学者であったためだとされています

さてみなさんは天満宮に臥牛像と呼ばれる像があることをご存知でしょうか?この臥牛像は「使いの牛」(神使[=神様の使者]の牛]と呼ばれており古くから傷や病気の箇所をさすると治るとか頭をさすると知恵を与えてくれ賢くなるという言い伝えがあるそうです

そもそもなぜ学業の神様である菅原道真を祀っている場所に牛の像があるのか
不思議ですよね?それには多くの諸説があるようなんです一つ目は菅原道真が生まれたのが乙丑の年(承和12年[846年])
そして亡くなられたのが延喜3年[903年]2月25日の丑の日だからとゆう説二つ目は菅原道真のご遺骨を乗せた車を引いていたのが牛で、またその牛が座り込んで動かなくなった場所を菅原道真のご墓所と定めたからであるとゆう説
(この説から天満宮にある使いの牛の像は臥牛と呼ばれる座った姿勢をしている)
三つ目は菅原道真が太宰府へ下る際牛に乗っていたとゆう説四つ目は菅原道真が牛を愛育されていたとゆう説最後に太宰府に下る途中菅原道真が命を狙われた際、白牛に助けられたとゆう説
まだその他多数諸説はございますが何れにしてもこれだけの伝承があるとゆうことは菅原道真の神威の広大さと牛との深い関係を物語っていますね

最後に学業の神様としてたくさんの学生さんに参拝される菅原道真に上記のような話があったことを初めて知りましたしいい勉強になりました!またそれを知った上で天満宮に参拝にいくと面白いかもしれませんね

bySHUN

2016-1-31 | Leave a Comment

ギネスに認定された世界最大の牛

世界最大の牛を紹介します。
こちらが今回「世界で最も大きな牛」としてギネスに登録されたブロッサムちゃん。写真に写っているペティーハンソンさんが愛情をもって育てている。
この牛の種類はホルスタインで現在13才のメス!!全長はなんと約4メートルもあります!!(凄いッ!!
日本のホルスタインの平均身長は1.4メートルなのに対し、この牛は1.9メートルと平均より50センチもオーバーしています!!!!!!

映像で見るとさらに大きさが伝わります。
こちら

by RIMU

2015-11-25 | 2 Comments

~ホルスタインの子牛の悲しい運命~

ホルスタインの子牛は生まれてくると同時に悲しい運命を突きつけられます。
雄の子牛は農家で飼われることは滅多になく、誕生後去勢・肥育され肉として市場に売り出されます。
また雌の子牛にも雄の子牛とは違う悲劇が待っています。
自然界では生まれた子牛は母牛との幸せな生活をおっくていきます。
しかし農場で生まれた雌の子牛は母牛から初乳と呼ばれる免疫抗体を含む特殊な乳を与えられたのち、母牛から引き離され木の板で囲まれた独房で暮らすことになります。

牛乳や牛肉が私たちの食卓に並ぶ過程の中でこのような悲しい事が起きています。
だから私たち人間は命の尊さや人間が生きるために食べている命に感謝する気持ちを忘れてはいけないですね!

写真素材:地域交流牧場全国連絡会
by SHUN

2015-8-29 | Leave a Comment

~名物となった仙台牛タンの歴史~

1948年(昭和23年)、仙台の焼き鳥店「太助」初代店主・佐野啓四郎 氏が、洋食料理の中で使われていた素材「牛タン」に着目し、試行錯誤を重ねた末「牛タン焼き」を考案したのが仙台牛タン焼きの始まりです。
しかし当初は物珍しさもあり、珍味として一部の愛好者や酔客が「締め」に食べる程度でした。
やがて高度経済成長期になって、他都市から仙台への転勤族や単身赴任者(仙チョン族)が増えると、 昼食時や夜の街で仙台牛タン焼きの味を知り、仙台赴任からとりわけ東京に戻ったサラリーマンの間で、口コミで広まり仙台牛タン焼きは評判になりました。
また、牛タンの高蛋白質の割に脂肪が少ないことがマスコミ等で紹介され、 ヘルシー志向の人たちのみならず国民全体に牛タンが受け入れられていき、名物として全国に知られるまでになりました。

写真素材:+iikoto
参考文献:国分町ナビ.com

byRIMU

2015-8-21 | Leave a Comment

~熱中症~

いきなり夏がやってきました。テレビでは、今年も熱中症による死者がニュースになっています。
牛の熱中症について調べてみました。毎年熱中症で牛だけでなく、豚や鳥などの家畜が死亡しているようです。
乳牛は暑さに弱く、熱中症になると採食量が低下し乳量の低下、繁殖能力の低下、免疫力の低下などをまねきます。
家畜としての乳牛は、熱中症になると乳量の低下、死亡などにより経済的に大きな損出となります。
今年の夏は、あまり暑くなりすぎませんように。

bySAGA

2015-7-27 | Leave a Comment

~骨粗しょう症の知識~

牛乳で骨粗しょう症や老化を防ぐ

カルシウムは骨や歯を作るだけではなく、血液や神経、筋肉などが円滑に働く役割も持っています。
カルシウムが不足すると、こうした毎日の生理作用を補うために骨の中のカルシウムが使われます。
そのために骨がスの入ったようなスカスカの状態になり、もろくなる病気が骨粗しょう症です。
これを防ぐためには、若い頃から牛乳のようにカルシウムの吸収率のよいものをとり、カルシウムを貯金することが大切です。他にカルシウムは、脳卒中などを引き起こす動脈硬化を防ぐ役割があります。
動脈硬化は動脈の壁にコレステロールが沈着して血管を狭くします。
カルシウムが不足すると、コレステロールの沈着が促進されることが知られています。
また、高血圧を防ぐためには、たんぱく質を充分に摂取することが大切です。
良質のたんぱく質は血管を保護し、強く丈夫にするほか、たんぱく質のアミノ酸であるメチオニンが血圧を下げる働きをするといわれています。
吸収率の良いカルシウムと良質のたんぱく質をバランス良く含んだ牛乳は、高血圧や動脈硬化、骨粗しょう症を防ぎ、脳卒中や心疾患などの成人病を予防するために、大切な役割を果たしています。

byRIMU

2015-6-22 | Leave a Comment

~世界の牛~

乳牛

ホルスタイン
英名】Holstein
【分布】世界中
【体高】オス160cm/ メス141cm
【体重】オス1,100kg/ メス650kg
【平均年間乳量】約7,300kg
【乳脂肪分】約3.9%
【備考】
・欧州では肉乳両方を目的として肥育されている
・アメリカ、カナダでは角張っており乳量が多い
・雄子牛は昭和40年代から牛肉生産のために肥育され、国産牛肉の2/3が肉牛として生産

ジャージー
【英名】Jersey
【分布】世界中
【体高】オス140cm/ メス130cm
【体重】オス700kg/ メス400kg
【平均年間乳量】5,700kg
【乳脂肪分】約5.0%
【備考】
・ホルスタイン程ではないが、世界中に広く分布
・デンマーク、ニュージーランド等では最重要品種

ブラウンスイス
【英名】Brown Swiss
【分布】スイス
【体高】オス145cm/ メス130cm
【体重】オス900kg/ メス550kg
【平均年間乳量】5,700kg
【乳脂肪分】約5.0%
【備考】
・寒さに強い牛
・年間乳量はジャージーと同じ

ガーンジー
【英名】Guernsey
【分布】イギリスのガーンジー諸島
【備考】
・乳脂肪分は一般的な乳牛よりも高く、1頭あたりの搾乳量が約半分と少ないのが特徴
・日本における飼養頭数は稀少
・性質の温和な乳牛
・バターやチーズ用によく合った乳質

エアシャー
【英名】Ayrshire
【分布】イギリス
【体高】オス145cm/ メス130cm
【体重】オス900kg/ メス550kg
【平均年間乳量】約4500kg
【乳脂肪分】約3.9%
【備考】
・貧しい草地と厳しい気候条件の原産地で育てられたため、体質は強健
・チーズ原料乳として最適
・耐寒性に優れ、粗放な飼養管理にもよく耐えるため、高緯度の地域で比較的多く飼われる

草原紅牛
【分布】中国

肉牛(国内)

見島牛
【分布】山口県
【体長】オス130cm/ メス113cm
【体重】オス488kg/ メス257kg
【備考】
・見島牛は外国種の影響を全く受けていない在来和牛の唯一の牛
・見島牛の雄とホルスタインの雌の交配による一代雑種 (F1) に見蘭牛がある

口之島牛
【分布】鹿児島県
【体重】オス約500Kg
【備考】
・日本で唯一の野生牛の品種
・トカラ牛の俗称を持っている
・鹿児島県鹿児島郡十島村、トカラ列島北端の口之島に棲息
・体格は非常に小さい

黒毛和種
英名】Japanese Black Cattle
【分布】日本
【体高】オス137cm/ メス130cm
【体重】オス940㎏/ メス560㎏
【備考】
我が国の肉専用種の約86%を占める

褐毛和種
【英名】Japanese Brown
【分布】日本
【体高】オス140cm/ メス133cm
【体重】オス950㎏/ メス600㎏
【備考】
・増体性に優れ、放牧適正が高い
・熊本県や高知県で飼養が多い

日本短角種
【英名】Japanese-Shorthorn
【分布】日本
【体高】オス137cm/ メス132cm
【体重】オス950㎏/ メス590kg前後
【備考】
・手間がかからず成長が早い品種
・主に東北地方で飼育

無角和種
【分布】日本
【体長】メス128cm
【体重】オス980㎏/ メス600㎏
【備考】
・主産地は山口県
・近年、無角和種の牛は少なくなっている

肉牛(海外)

アバディーンアンガス
【分布】イギリス
【体高】オス130cm/ メス120cm
【体重】オス800kg/ メス550kg
【備考】
・アバディーンアンガス種を略してアンガス種
と呼ぶ
・全飼養牛の約7%を占めている

ヘレフォード
【英名】Hereford
【分布】イギリス
【体高】オス137cm/ メス130cm
【体重】オス約1000㎏/ メス500-700㎏
【備考】
・世界3大肉用種と称される
・世界飼養頭数の20%余を占めている

シンメンタール
【分布】スイス西部のシンメンタール谷
【体高】オス155cm/ メス140cm
【体重】オス1150~1250kg/ メス750~800kg
【備考】
・乳肉兼用種
・スイスを中心にフランス、オーストリア、ドイツ、イタリア、チェコ、イギリス、アメリカ、オーストラリアなどで飼育

マレーグレイ
【英名】Murray-Grey
【分布】オーストラリア
【体高】オス135cm/ メス125cm
【体重】オス800kg/ メス550kg
【備考】
ショートホーンとアバディーンアンガスの交配によって20世紀に入ってから作出された新しい肉用種

ブラーマン
【英名】Brahman
【分布】アメリカ南部
【体高】オス140cm/ メス130cm
【体重】オス800kg/ メス500kg
【備考】
・粗悪な飼料条件に耐えることが最大の特徴
・産肉能力が高い

ドラウト
【英名】Drought-Master
【分布】オーストラリア北部
【体高】オス1.4m/ メス1.3m
【体重】オス800kg/ メス550kg
【備考】
・疫病性が高い
・耐暑性、耐粗飼料性に富む

ブランガス
【英名】brangus 
【分布】アメリカ
【備考】
アメリカ南部の州にある、農務省の試験場や民間牧場において作出したもの

韓牛
【学名】Bos taurus coreanae
【備考】
・朝鮮牛を韓牛という
・モンゴル、中央アジアなどで家畜化されていた牛が源流との説

シャロレー
英名】Charolai
【分布】フランスシャロレー地方
【体高】オス142cm/ メス132cm
【体重】オス1140kg/ メス735kg
【備考】
・フランスで最古の肉牛
・日本での飼養頭数は少ない

ウシの仲間

水牛
【学名】Bubalus arnee
【英名】Water buffalo
【分布】南アジア
【体長】240-300cm
【肩高】150-190cm
【尾長】60-100
【体重】700-1,200kg
【備考】
・インド、タイ、ネパール、バングラデシュ、ミャンマーに自然分布
・有史以前はアフリカ大陸北部から黄河周辺にかけて分布

アジアスイギュウ
学名】Bubalus arnee
【英名】Indian Water Buffalo
【分布】インド/ネパール/バングラディッシュ
【体長】240-300cm
【尾長】60-100cm
【体重】700-1200kg
【備考】
・ウシのなかでもっとも大きい
・人間の生活を支える大切な家畜として世界中で活躍
・純粋な野生のアジアスイギュウがますます少なくなっている
・異名『インドスイギュウ』

アフリカスイギュウ
【学名】Syncerus caffer
【英名】African buffalo
【分布】アフリカ
【体長】200-300cm
【肩高】140-180cm
【体重】オス600-900kg/ メス400-600kg
【備考】
・基亜種はサバンナ、亜種アカスイギュウは森林に生息
・100頭以上の群れを形成して生活し、多いときには1000-2000頭にもなる大規模な群れを形成

ヤク
【学名】Bos grunniens
【英名】Yak
【分布】インド北西部/中華人民共和国/パキスタン北東部
【体長】オス280-325cm/ メス200-220cm
【肩高】オス170-200cm/ メス150-160cm
【尾長】オス80-100cm/ メス60-75cm
【角長】92cm
【体重】オス800-1,000kg/ メス325-360kg
【備考】
・鳴き声は低いうなり声だがウシの様に「モー」とは鳴かない
・標高4,000-6,000メートルにある草原、ツンドラ、岩場などに生息
・日本ではヤクの尾毛は兜や槍につける装飾品として武士階級に愛好された

アメリカンバイソン
【学名】Bison bison
【英名】American bison
【分布】アメリカ合衆国/カナダ
【体長】240-380cm
【肩高】200cm
【角長】50cm
【体重】500-1100kg
【備考】
・基亜種は草原に、亜種シンリンバイソンは森林に生息
・オス同士で糞尿の上を転げ回り臭いをまとわりつかせて威嚇したり、突進して角を突き合わせる等して激しく争う

ヨーロッパバイソン
【学名】Bison bonasus 
【英名】Wisent,European bison
【分布】ポーランド
【体長】オス250-350cm/ メス220-280cm
【肩高】オス150-200cm/ メス140-170cm
【尾長】オス50-110cm/ メス45-100cm
【体重】オス650-1,350kg/ メス430-700kg
【備考】
・以前はヨーロッパ西部からレナ川以西まで分布
・開けた森林やステップに生息
・オスは単独で生活するが、若いメスのみで群れを形成

ステップ・バイソン
【学名】Bison priscus
【英名】Steppe Bison
【分布】ヨーロッパ/中央アジア/ベーリング地峡/北米
【体高】2m
【角長】50cm程度
【備考】
・草原地帯で発見
・ラスコーなどの洞窟壁画に、ステップバイソンが描かれている

瘤牛
【学名】Bos primigenius indicus
【英名】Zebu,Humped cattle,Indicus cattle
【和名】ゴブウシ
【分布】熱帯地方を中心
【体長】110cm
【備考】
・耐暑性があり、熱帯性の病気や害虫に対する抵抗力が強い
・ゼビュー(ゼブー)、ゼビューウシとも呼ばれる
・熱帯地方を中心に、南アジア、アフリカ、マダガスカル、フィリピン、インドネシア、インドシナ半島、近東で飼育
・近年では北アメリカや南アメリカにも導入

オグロヌー
【学名】Wildebeest
【英名】Gnu
【分布】ケニア以南のアフリカ中南部
【体長】180-240cm
【肩高】125-145cm
【体重】150-270kg
【備考】
ケニア、タンザニア、南アフリカ等のサバンナや半砂漠地帯に散在

オーロックス
【学名】Bos primigenius
【英名】Aurochs、Urus
【体長】約250-310cm
【角長】80cm
【体重】約600- 1000kg
【備考】
・およそ200万年前にインド周辺で進化したと考えられている
・第四紀初頭のうちに中東に分布を広げ、ヨーロッパに到達
・1万1000年前までには、ヨーロッパ・アジア・北アフリカなどの広い範囲に分布
・1627年に死亡が確認され、オーロックスは絶滅

ガウル
【学名】Bos gaurus Smith
【英名】Gaur
【分布】南アジア/東南アジア
【体長】240-330cm
【肩高】160-220cm
【尾長】70-105cm
【体重】580-1,000kg
【備考】
・インド/カンボジア/タイ/中華人民共和国(雲南省)/ネパール/ミャンマーに分布
・標高1800メートル周辺にある森林に生息
・8-11頭ほどの群れを形成し生活する

サラオ
【学名】PseudooryxnghetinhensisDung,GiaoChinh,Touc, Arctander & MacKinnon
【英名】Saola Vu Quang ox
【分布】ベトナム西部/ラオス東部
【体長】150-200cm
【肩高】80-90cm
【尾長】13cm
【角長】32-52cm
【体重】90kg
【備考】
・別名ベトナムレイヨウ
・名前は生息地で「細長い角」の意味
・山地の斜面にある森林に生息。夏季は標高2,000メートル前後の場所に生息するが、冬季になると標高の低い場所へ移動

コープレイ
【学名】Bos sauveli Urbain
【英名】Grey ox Kouprey
【分布】カンボジア
【肩高】200cm
【体重】900kg
【備考】
・1937年にカンボジアで初めて発見
・カンボジア北部、ラオス南部、ベトナム西部、タイ東部の森林に分布していた。しかし2007年ではカンボジアに約 250 頭が生息するのみと推測され、絶滅が危惧される

バンテン
【学名】Bos javanicus d’Alton
【英名】Banteng
【分布】東南アジア
【体長】180-225cm
【肩高】130-190cm
【尾長】65-70cm
【体重】400-900kg
【備考】
・インドネシア(ジャワ島、ボルネオ島)/カンボジア/タイ/マレーシア/ミャンマー/ラオスに分布
・オーストラリア北部にも移入
・夜行性

ケープバッファロー
【学名】Syncerus caffer caffer
【英名】Cape Buffalo 
【分布】東アフリカや南部アフリカ及び西アフリカ
【体長】240-340cm
【肩高】135-170cm
【尾長】75-110cm
【角長】50-150cm
【体重】425-870kg
【備考】
・サバンナや水辺近くの疎林に生息
・人間との事故も発生しており困った存在

オジロヌー
【学名】Connochaetes gnou
【英名】Black wildebeest,White-tailed gnu
【分布】スワジランド/ナミビア/南アフリカ共和国/レソト
【体長】170-220cm
【肩高】90-120cm
【尾長】80-100cm
【体重】160-180kg
【角長】53-74cm
【備考】
・草原に生息
・季節的な長距離移動は行わない


長くなりましたが…
以上です。
世界にはさまざまなウシさん達がいるんですね♪♪

最後まで見て頂きありがとうございます。

by RIMU

2015-5-26 | Leave a Comment

2024 菅原道北削蹄所|北北海道を幅広くエリアカバーする牛削蹄所です . | Blue Weed by Blog Oh! Blog