干支には、丑(牛)が入っていますが、それぞれ動物の意味と干支の順番が決まった昔話を紹介します。
まず動物の意味を紹介します。
・子(ねずみ)
繁殖力がとても強いことから、「子孫繁栄」の意味があります。
・丑(うし)
丑は古来より、人間と密接にかかわってきた家畜で
大切な食料や、農作業や運搬などの労働力であっ
たことから、「粘り強さと誠実」の意味があります。
・寅(とら)
毛皮の美しい模様から前身は夜空に輝く星と考
えられており、「決断力と才知」の意味があります。
・卯(うさぎ)
うさぎの穏やかな様子から、「温厚で従順」の意味があります。
・辰(たつ)
伝説の生き物である龍は、古代中国で権力者の象徴とされて
おり、 「正義感と信用」の意味があります。
・巳(へび)
執念深いと言われているが恩を忘れず、助けた人には必ず
恩返しをすると言われることから、探究心と情熱」の意味があります。
・午(うま)
丑と同様、人との付き合いが長く、また役に立つ動物であり、
人間も馬を大事に扱ったことから、「陽気で派手好き」の意味
があります。
・未(ひつじ)
群れをなすため、亜属の安泰や平和に暮らすことを示してい
るため、「穏やかで人情に厚い」の意味があります。
・申(さる)
山の賢者で、山神の使いと信じられていたことから
「利口と好奇心」の意味があります。
・酉(とり)
人に時を報せる動物で、“とりこむ”という商売には縁起
が良いとされている干支で「親切で世話好き」の意味が
あります。
・戌(いぬ)
人との付き合いも古く、社会性があり忠実な動物である
ことから、「勤勉で努力家」の意味があります。
・亥(いのしし)
イノシシの肉は万病を防ぐと言われており無病息災の
象徴とされているので「勇気と無病息災」の意味があります。
次に干支の順番が決まった昔話を紹介します。
どうして丑(牛)が二番目なんでしょう??
昔々の大昔のある年の暮れのこと、神様が動物たちにお触れを出したそうな。
「元日の朝、新年の挨拶に出かけて来い。一番早く来た者から十二番目の者までは、順にそれぞれ一年の間、動物の大将にして
やろう」動物たちは、おらが一番とて、めいめいが気張って元日が来るのを待っておった。ところが猫は神様のところにいつ行くの
か忘れてしまったので、ねずみに訊くと、ねずみはわざと一日遅れの日を教えてやった。猫はねずみが言うのを間に受けて、喜ん
で帰っていったと。さて元日になると、牛は「おらは歩くのが遅いだで、一足早く出かけるべ」とて夜のうちから支度をし、まだ暗いの
に出発した。牛小屋の天井でこれを見ていたねずみは、ぽんと牛の背中に飛び乗った。そんなこととは知らず、牛が神様の御殿に
近付いてみると、まだ誰も来ていない。我こそ一番と喜んで待つうちに門が開いた。とたんに牛の背中からねずみが飛び降り
ちょろちょろっと走って一番になってしまった。それで牛は二番それから虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪の順で着いた。
猫は一日遅れで行ったものだから番外で仲間に入れなかった。
それでねずみを恨んで、今でもねずみを追い回すのだそうな。
引用元:干支情報サイト
干支には、意味、順番があったんですね♪♪
by RIMU