北北海道を牛柄トラックで駆ける牛削蹄所。菅原道北削蹄所のオフィシャルサイトです。

第18回北海道ブロック牛削蹄競技大会レポート

H23/9/12~13の二日間にわたり開催された、第18回北海道ブロック牛削蹄競技大会。
北海道の削蹄師No.1を決める大会。今年は北海道名寄市で開催されました。
上位4名は来月開催される全国大会の切符を手に入れることができます。
早速大会の様子をレポートいたします。

■第一日目
第一日目は明日の大会へ向けての研修日です。
削蹄技術研修と削蹄判断研修が行われました。

入場車両と参加者は全員牧場内に入る前に入念な消毒を行い、防疫服でガードします。
防疫服は牧場外持ち出し禁止とし、使用後は医療用廃棄物で処理となります。
防疫服の色で選手がわかります。
白い防疫服:審査委員、選手
青い防疫服:上記以外
となります。


はじめに北海道牛削蹄師会会長のご挨拶。審査委員、競技委員長、そして事務局より説明を受けます。









【模範削蹄】
まずは全国チャンピオンによるの模範削蹄が行われます。



【削蹄実技研修】
その後選手が削蹄練習を行います。
明日へ向け最後の技術の調整となります。

削蹄方法はの二種類あります。
・単独保定:牛の足を自分で持ち支え削蹄を行う
・枠場保定:鉄枠の中に牛を入れロープや油圧で足を固定し削蹄を行う
そして単独保定の上位4名が全国大会へ進めます。

単独保定の実演練習の様子です。












枠場保定の実演練習の様子です。



大会は保定削蹄、枠場削蹄共に削蹄判断と削蹄競技の2競技が行われます。
・削蹄判断:削蹄前に足の病気や状態の判断し、マークシート方式で記入
・削蹄競技:削蹄実技。実際に蹄を削ります。

削蹄判断の上位選手のみが削蹄競技の順位に反映されます。
つまり、削蹄競技が上位であったとしても、削蹄判断が下位の場合最終順位にカウントされないルールです。


【削蹄判断研修】
マークシート記入の注意点、判断のポイントを事前に確認します。



これで一日目の研修は終了です。
その後は場所を移し、懇親会があり明日へ挑みます。

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■二日目

前日の雨模様とうってかわり、二日目は大会日和な青空のもと競技が行われました。
開会式の様子です。



【削蹄判断】
保定削蹄、枠場削蹄の選手が削蹄判断に臨みます。
制限時間は40分、正しい蹄の判断がその後の採点に影響します。






【削蹄競技】
削蹄判断の後、まずは屋外で枠場保定の競技がスタートです。
4本の足全てを削蹄します。
選手は7名。制限時間は30分。各選手日ごろ使用している削蹄枠での競技です。



その後牛舎内では単独保定がスタートです。
選手は18名。制限時間は40分。人数が多いので9名ずつが2ブロックに分かれます。
1頭の牛に2名が付き、第1ブロックが削蹄時、第2ブロックの選手は補助として付きます。















競技終了後、審査委員により蹄の厳正なる審査が行われました。


【衛生講習会】
その後表彰式会場へ場所を移し、選手とスタッフは座学講習会が行われ消毒の知識を学びました。
同時に別室では審査委員による回答集計が行われました。
今年の点数集計は集計ソフト導入により、瞬時の順位集計が実現し、大幅な時間短縮が可能となりました。


【閉会式・表彰式】
おまたせしました。今年の北海道チャンピオンの発表です。

写真左から3名が保定削蹄の上位者、続いて3名が枠場保定の上位者です。
各部門優勝者に優勝カップ授与です。

左から、
・単独保定の部
1位 北見市 佐野 正
2位 七飯町 宅見 慎吾
3位 江別市 東海林 優

・枠場保定の部
1位 紋別市 眞田 昌一
2位 帯広市 梨木サイモン城陽
3位 美深町 佐賀 玲



新人賞は、単独保定の部第3位の東海林さんが受賞しました。



北海道牛削蹄師会阿部会長と全国大会の切符を手に入れた4名です。
おめでとうございます!

1位 北見市 佐野 正
2位 七飯町 宅見 慎吾
3位 江別市 東海林 優
4位 鹿追町 中谷 慎吾



最後に各部門第1位の記念撮影です。
本当におめでとうございます!



-おわりに-
本大会は遠方の会場となりましたが、ご参加およびご出席頂き誠にありがとうございました。
無事に大会を開催出来たことは、牛を提供頂いた朝日農場様、そして皆様の協力を頂いたことと感謝いたします。
この場を借りて深くお礼申し上げます。

株式会社 菅原道北削蹄所

2011-9-15 | Leave a Comment

感謝



北海道牛削蹄競技大会初の道北開催にあたり多くの皆様のご協力により無事閉会できることができました。選手としては残念な結果となりましたが今日よりまた心新たに来年の大会に向け精進して行きます!
多くのご支援に感謝いたします!有り難うございました。

Nikon D80 Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
photo by sugaWara
in なよろ

2011-9-14 | 4 Comments

牛削蹄競技大会協力会社のご紹介

来週9/13(火)に開催される第18回北海道ブロック牛削蹄競技大会。
会場は当社のある名寄市です。
道北の地ですが残暑の続く暑い毎日。この熱気と気迫で来週を迎えます。

今回のコラムは大会に協力頂いている企業様を紹介します。
名寄市にあるカーコーティングのプロショップ「カービューティープロOKAZAKI」様です。


普段何気なく乗っている自動車ですが、空気中には鉄粉・ピッチ・タール・樹液・鳥糞など塗装面にダメージを与えるさまざまな物質があります。
そのような危険から大切な車を守り保護するのがプロコーティングです。

鉄粉等の汚染物質の除去、丹念な細部の洗浄、塗装面の光沢復元(研磨)により見違える輝きを取り戻し、高性能なコーティング剤でボディを保護することで、美しさを長期間保ちます




プロの技は、ボディ状態のチェックから始まります。塗装面の状態により使用するケミカル、磨きの工程などを決めていきます。
まずは足回りの洗浄から始まり、ボディ、そして細部に至るまでキレイに洗い上げます。

そして汚染物質の除去作業をしたあと、光沢復元のためのポリッシング作業に入ります。
ここが腕の見せ所。塗装面をいかに平滑化することができるかで最終的な仕上がりが変わるからです。




何段階にも分けられた作業終了後、余分な油分を取り除き、いよいよコーティング。

使用するコーティング剤は「塗装面を汚染物質から守り、光沢を長期間維持させる」ことを突き詰めた高性能なものばかり。




丁寧な塗布作業と定着のタイミングを計った拭き上げ、そして最終仕上げ作業と続いていきます。

これらの何段階にもわたる作業工程を経て、クルマは本来の輝きを取り戻し長期間にわたって美しさを維持することが可能になります。




わたくしの車もカーコーティングを行っていますが、輝きが落ちないのを実感しています。
やはり何より洗車が楽になりました。
コーティング後数年間は水洗いか、カーシャンプーのみで輝きが持続し、ワックスがけが一切不要になるのはとても嬉しいです。

興味のある方はぜひ下記ホームページをクリック!
by WASHIMI



カービューティープロOKAZAKI
http://cbp-okazaki.com/

2011-9-7 | 4 Comments

牛削蹄競技大会がフリーペーパー「ぱるぱる」に掲載されました


ついに来月に迫った北海道牛削蹄競技大会。
大会の案内がフリーペーパー「ぱるぱる」9月号に掲載されました。


「ぱるぱる」とは道北エリア市町村の各施設と各家庭あわせ、約3万部配布されるフリーペーパー。


南は和寒町、北は中川町、東は西興部と幅広い地域で読まれています。
(ほか、名寄市、士別市、剣淵町、下川町、美深町、音威子府村に配布しています)


いままで削蹄を知らなかった方にも大会の告知で知名度アップ!
もうすぐ9月、大会へのカウントダウンは始まっております。

by WASHIMI

2011-8-30 | Leave a Comment

北オホーツク100kmマラソンに出場しました



8月21日に浜頓別町で開催された「第1回北オホーツク100kmマラソン」に出場しました。
第1回という記念大会のレポートをいたします!

参加したのは当社萩野、佐藤、倉口亮太です。兄弟会社の(株)スガワラより倉口純人も加わり計4名のエントリーです。
萩野、佐藤は日本一最大で有名なウルトラマラソン「サロマ湖100キロウルトラマラソン」に数度出場している実力の持ち主。
期待が膨らみます。

コースは北の地、浜頓別町。
スタート地点の浜頓別町役場を中心に8の字に走ります。
なのでスタート・コース中間地点・ゴールの3地点が同じ場所になります。

コールレイアウトはこちら


■8/20(土)前日
夏空らしい爽やかなモクモク夏雲を眺めつつ晴天の中、浜頓別町を目指します。
浜頓別入りし、公園にテントを張りベースキャンプは完了です。

その後エントリーを済まし前夜祭に参加です。

前夜祭ではリレハンメル冬季オリンピック、ノルディック複合、金メダリストの阿部雅司さん参加サプライズ発表。
金メダルと一緒に記念撮影会もありました。
他選手との交流もあり、過去のマラソン話や浜頓別の美味しい食材で明日へのパワーチャージです。


■8/21(日)当日
100kmという長距離。スタートは朝5:00です。
まだ夜空の見えるもと3:30に起床です。
走行前の調整を十分な時間で行います。



ウォームアップも済み4人で記念撮影です。



天気は晴れ模様。気温も適度な涼しさ。
スタート直前、会場に緊張が走ります。



そして迎えた5:00AM。スタートの合図です。


スタート時は晴れでしたが、その後天候の変化が大きく、通り雨と晴れの繰り返す天気。
暑さと寒さの戦いでもありました。

コース上の中間ポイントは45km。
ここで4人が通過するのを待ちます。

・・・・・・


そしてスタートから5時間少々で中間ポイント通過したのは萩野です。



次に6時間少々で佐藤が中間ポイント通過です。



続いて倉口亮太が中間ポイント通過しました。


3人共に体力はありましたが、体を優先し中間ポイント後に終了となりました。
中間ポイント通過が第一の目標でしたので、目標完遂です!

(株)スガワラの倉口純人は途中ひざの故障で中間ポイント通過前にリタイアです。


最北の100kmマラソン。8月でも涼しい浜頓別町。
第1回の記念大会では良好な記録を刻むことができました。
本当にお疲れ様でした!

by WASHIMI

2011-8-22 | 8 Comments

牛削蹄師会たより 2011夏号発行


北海道牛削蹄師会が発行する年3回発行の「牛削蹄師会たより」。
2011年8月号が発行になりました。
こちらで紙面をお伝えします。

紙面で紹介されているサイトのリンクはこちらです。

■有限会社 久津間装蹄所
http://www.kuzuma-1949.com/

■北海道家畜畜産物衛生指導協会HP
http://www17.plala.or.jp/do-eishikyo/







2011-8-18 | Leave a Comment

削蹄競技大会、予定会場レイアウト発表!(写真付き)

来月に迫った平成23年度北海道削蹄競技大会。
予定会場の名寄市朝日農場様の詳しいレイアウトが決まりました。

見取り図を写真付きでご紹介します。
あと1ヶ月後。技の競演が繰り広げられます!

by WASHIMI


写真付き地図をクリックすると大きく表示できます↓



大きな地図で見る

2011-8-10 | Leave a Comment

当社の削蹄

2011-8-4 | Leave a Comment

~スローライフ、スローフードの牧場~




北海道は下川町にあるおすすめカフェをご紹介します。

下川町にある食彩工房Be-calm。パンやチーズを製造販売しています。
当社がお世話になっている牧場様でもあります。

シンプルなロールケーキをはじめ、自家製のブルーベリーソースを混ぜたケーキに、サクサクのベイクドチーズケーキなど、数種類のケーキがあります。
食材の小麦は下川産はるゆたかを使用。
チーズやパンの牛乳はBe-calmの牧場でとれたて新鮮を使用しています。

下川町市街地にはカフェ美花夢もあります。
天然酵母パン、ケーキ、焼き菓子、チーズの販売、お食事もできますよ。

>>食彩工房 美花夢 サイト

by WASHIMI

2011-7-30 | Leave a Comment

根室牛削蹄師会10周年記念式典に出席しました

根室牛削蹄師会の10周年記念祝賀会および記念式典が今月の7月8日、9日に行われ、
当社3名が出席させて頂きました。
式典のほか「カマ造り講習会」「枠場講習会」も行われました。

■根室牛削蹄師会10周年記念式典



■枠場講習会
様々な削蹄枠が集結しました。全ての枠が進化を遂げており関心するばかりです。





■佐藤寛信氏によるカマ造り講習会



■北海道牛削蹄師会 阿部会長による削蹄判断と模範削蹄
■片山指導級による削蹄判断と模範削蹄






素晴らしい仕上がりです。
根室牛削蹄師会の皆様、誠に有り難うございました。

by WASHIMI

2011-7-21 | 2 Comments

削蹄競技大会の会場レポートです

今秋に行われる平成23年度北海道削蹄競技大会。
会場となる名寄市の朝日農場様の様子を紹介します。
一足先に会場雰囲気をお伝えします!


■大会会場の朝日農場様と、開会式・表彰式会場のグランドホテル藤花様のルートはこちらです。



■国道239号線を名寄市内から下川町方面に走ると「デリバリーフィードセンター名寄」の看板が右手に見えますので右折します。



■もし通りすぎてしまっても数百メートル先に下川町のカントリーサインが見えてきますので大丈夫です。



■先ほどのポイントを右折し進むと、朝日農場様のフリーストール牛舎に到着です。



■反対側にはデリバリーフィードセンター名寄様があります。






■こちらは駐車場予定地、または周辺道路となります。




■こちらが枠場競技大会予定会場です。
数ヵ月後にはプロの精鋭が集い、技の演舞が繰り広げられます。

今回は会場の様子をお伝えしました。
大会までの最新情報は今後もお楽しみに!!

by WASHIMI

2011-7-13 | Leave a Comment

北海道しごと図鑑:牛削蹄師--美味は健康な足元から



牛の蹄を管理する「牛削蹄師」。名寄市の菅原洋充さん(40)はこの道20年。従業員とともに年間約1万8000頭の牛の蹄を扱う。牛の足を太ももの上に乗せ、専用のナタやカマで蹄を手際良く削る。牛の足元がふん尿で汚れ、衛生状態が悪化すると皮膚炎にかかりやすくなる。病気や痛みを抱えた牛は姿勢が崩れ、乳や肉の質に響く。牛の健康を保つには定期的な蹄の手入れが欠かせない。

牛削蹄師の多くは日本装蹄師会の認定資格を得て腕を磨く。同会によると、道内の有資格者は441人。トップの鹿児島県の453人に次ぐ。畜産が盛んな地域に多い職業だ。

農家の大切な牛を扱うという心構え、牛それぞれに違う性格や蹄の形状を見極め処置する技量、体重500kg以上の牛と渡り合う体力--。「この仕事には心技体のどれも欠かせない」。菅原さんは言い切る。

おいしい牛乳や牛肉は、健康な足元から生まれる。


◆本文は2011/6/26毎日新聞「北海道しごと図鑑」より転載です。
【写真・文 小出洋平】

http://mainichi.jp/hokkaido/news/20110626hog00m040005000c.html

2011-7-5 | 2 Comments

Hokkaido Photo



マイナスイオン浴
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2011-7-4 | Leave a Comment

平成23年度北海道削蹄競技大会の打合せを行いました



今秋9/12~13の二日間にわたり当社のある名寄市で北海道削蹄競技大会が行われます。
開催にあたり北海道牛削蹄師会の役員打合せが6/28(火)に旭川市農業会館で行われました。
出席者は阿部会長、片山理事、事務局の田島様、そして当社菅原理事の4名です。

主な打合せ内容は次とおりです。
・日程、会場等の確認、チーフ担当者の設定
・護蹄衛生普及講習会と消毒の実施方法
・大会開催要領の設定

削蹄競技大会まであと2ヶ月少々。
大会までのカウントダウンは逐次こちらのコラムで報告いたします。
盛大な大会を目指しておりますのでぜひご期待ください!

by WASHIMI

2011-6-30 | Leave a Comment

北海道牛削蹄師会二級削蹄師を目指します

北海道牛削蹄師会公認の二級削蹄師。
今年秋に開催される試験に当社渡辺と倉口が挑みます。

試験会場は北海道北見市。日々の技術の鍛錬が実を結ぶときです。
公認の技術を兼ね備え、畜主様に納得頂けることを目指し日々向上中です。

結果等はこちらでお知らせできることをご期待くださいませ!

by WASHIMI

2011-6-24 | 2 Comments

YOSAKOIソーラン祭りに参加します

北海道の初夏のイベントYOSAKOIソーラン祭り。
第20回の今年、東日本大震災復興支援として開催し、北海道はもとより全国よりチームが集まります。

当社渡辺は士別市の「夜咲恋そぅらんサムライ士別」チームに所属し、来週6/11~12の二日間札幌市内で演舞します。


渡辺はYOSAKOI歴10年以上のキャリア。削蹄の仕事が終わった後もYOSAKOIの練習は欠かしません。
チームではリーダーとしてメンバーをまとめています。


会場やテレビでぜひ「夜咲恋そぅらんサムライ士別」を応援くださいませ!

by WASHIMI

2011-6-6 | 2 Comments

一枚の写真

日々お世話になっている日本装蹄師会発行の季刊誌「蹄」の一枚の写真コーナーに当社が掲載されました。



こちらの写真は北見市の片山削蹄所と合同削蹄の一枚です。
片山社長は当社菅原の兄弟子であります。
年二回、技術の向上と親睦を兼ね合同削蹄を行ってきましたが早いもので10年になります。

思い返すと20年前、削蹄の仕事を学ぶために当社菅原は北見市の削蹄所の門をたたきました。
社内ではすでにベテランの片山先輩。
入ったばかりの未経験で不慣れな後輩に的確かつ親身な指導をしていただきました。
仕事では厳しい片山先輩でしたが、仕事が終われば何事もなかったような爽やかな笑顔でお酒も付き合っていただけたそうです。

これからも片山削蹄所の皆と切磋琢磨し、学びながら仕事に取り組み、腕に磨きをかけて行くという、初心を忘れないための一枚です。

by WASHIMI

2011-6-6 | Leave a Comment

当社のユニフォーム

2011-5-26 | Leave a Comment

進化する削蹄工具

蹄を切削する削蹄工具は主に「鉈(ナタ)、鎌(カマ)、蹄刀(テイトウ)、剪鉗(センカン)」の4種類を使います。

鉈はこのような工具です。



同じ鉈でも少々デザインの違いうタイプもあります。



近で見ると切れ味の鋭さが伝わってきます。


削蹄工具は毎日研ぎます。
削蹄作業の中休みでも研ぎ、常に切削能力をフルにしておきます。
そして作業終了後も明日のために研ぎます。

毎日研ぐものだから、減っては行くもの形状が絶妙に変化し、削蹄師の理想とする形へ進化してゆきます。


こちらは新品の鎌です。
これでも十分切れるのですが、厚みや独自のカーブに進化することで削蹄効率はアップします。



こちらが進化した鎌です。
新品と比べ研ぐことにより細身になっているのがわかります。
使用後数ヶ月でここまで減ると同時に、削蹄師独自の工具へと変化してゆきます。

工具のコンディションを常に良好に保ち、改良し続け、迅速な作業を提供するのも当社の大切な仕事のひとつです。

by WASHIMI






2011-5-6 | 2 Comments

札幌にて北海道牛削蹄師会の総会が行われました

先週の4/15(金)に札幌は「かでる2・7」にて北海道牛削蹄師会の総会が行われました。
毎年春に開催される総会。今年も当社社員が参加しました。
北海道の会員削蹄師70名ほどが一堂に会します。


始めに役員会が行われます。



その後通常総会と研修会が行われました。
研修会では削蹄に関わる専門的な勉強会となりました。



そして場所を移し懇親会が行われ、
他の削蹄師との情報交換など貴重な一日となりました。

by WASHIMI

2011-4-22 | Leave a Comment

2024 菅原道北削蹄所|北北海道を幅広くエリアカバーする牛削蹄所です . | Blue Weed by Blog Oh! Blog