牛の蹄を管理する「牛削蹄師」。名寄市の菅原洋充さん(40)はこの道20年。従業員とともに年間約1万8000頭の牛の蹄を扱う。牛の足を太ももの上に乗せ、専用のナタやカマで蹄を手際良く削る。牛の足元がふん尿で汚れ、衛生状態が悪化すると皮膚炎にかかりやすくなる。病気や痛みを抱えた牛は姿勢が崩れ、乳や肉の質に響く。牛の健康を保つには定期的な蹄の手入れが欠かせない。
牛削蹄師の多くは日本装蹄師会の認定資格を得て腕を磨く。同会によると、道内の有資格者は441人。トップの鹿児島県の453人に次ぐ。畜産が盛んな地域に多い職業だ。
農家の大切な牛を扱うという心構え、牛それぞれに違う性格や蹄の形状を見極め処置する技量、体重500kg以上の牛と渡り合う体力--。「この仕事には心技体のどれも欠かせない」。菅原さんは言い切る。
おいしい牛乳や牛肉は、健康な足元から生まれる。
◆本文は2011/6/26毎日新聞「北海道しごと図鑑」より転載です。
【写真・文 小出洋平】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20110626hog00m040005000c.html
ついに載りましたね
大人しく削られてて、いい牛ちゃんですね(笑)
ちゃっかりカメラ目線だし(^皿^)
yukkiさん
いい表情しています!
モデルもこなせる多才で頼りになります^^