蹄を切削する削蹄工具は主に「鉈(ナタ)、鎌(カマ)、蹄刀(テイトウ)、剪鉗(センカン)」の4種類を使います。
鉈はこのような工具です。
削蹄工具は毎日研ぎます。
削蹄作業の中休みでも研ぎ、常に切削能力をフルにしておきます。
そして作業終了後も明日のために研ぎます。
毎日研ぐものだから、減っては行くもの形状が絶妙に変化し、削蹄師の理想とする形へ進化してゆきます。
こちらは新品の鎌です。
これでも十分切れるのですが、厚みや独自のカーブに進化することで削蹄効率はアップします。
こちらが進化した鎌です。
新品と比べ研ぐことにより細身になっているのがわかります。
使用後数ヶ月でここまで減ると同時に、削蹄師独自の工具へと変化してゆきます。
工具のコンディションを常に良好に保ち、改良し続け、迅速な作業を提供するのも当社の大切な仕事のひとつです。
by WASHIMI
職人は道具を大事にしないと一流とはいえないからね。
どの道具もそうだけど手に馴染むまでが大変なんだよね。
cbp-okazakiさん
工具はやはり大切ですよね。
馴染むまで鍛えられた工具はやっぱりカッコいいです。