北北海道を牛柄トラックで駆ける牛削蹄所。菅原道北削蹄所のオフィシャルサイトです。

とある獣医師の独り言49

四月です。新年度が始まりました。ここ宗谷地方でも草地の雪が解け始め一部地面が見えているところもあります。本州では桜が開花したそうですが、この桜前線がこの宗谷にまで到達するまでに一か月半はかかります。日本はいかに南北に長いかがわかりますね。満開に咲いた桜を愛でながら一杯やれる時期が待ち遠しいです。

それでは本題です。前回は蹄底潰瘍と褥瘡はよく似ていて、血行障害による虚血性壊死(きょけつせいえし)だと言うところまでお話ししましたが、今月はその血行障害がなぜ起きるのかをお話ししていこうと思います。
蹄骨は前々回にお話ししたように、深屈腱に釣り上げられながら、蹄球枕の中に浮いているという非常に不安定な状態で存在しています。(図1)


図1 蹄の内部構造(フットケアガイドから引用 一部変更)

また、蹄骨はアーチ状をしていて、辺縁(赤〇)は尖っているので、この尖った蹄骨が何らかの原因で蹄底の真皮を圧迫することにより、真皮が血行障害となり、壊死し、脱落することで蹄底潰瘍の発生へとつながっていくのです(図2)。


図2 蹄底潰瘍の発生(フットケアガイドから引用 一部変更)

では、蹄骨の真皮の圧迫の原因は何でしょうか。それはいくつかあります。それを今月から数回に分けて少しずつ解説していきます。今回はお産と蹄底潰瘍の関係です。

◎お産を原因とする蹄底潰瘍
お産と蹄底潰瘍は無関係のような感じがしますが、実はそうではありません。上半身と下半身をつないでいる骨盤は、安定性を得るために通常は靭帯によって強固に固められています。しかし、妊娠し胎児が成長していくと、そのままの骨盤では胎児を出産することができません。出産するためには骨盤を締めている靭帯を緩め、産道広げる必要があります。その作用をするホルモンをリラキシンと言います。リラキシンのおかげで骨盤が緩み胎児が通る産道の確保ができるのです。しかし、このホルモンが骨盤の靭帯のみに作用すれば問題はないのですが、血液を介し全身の靭帯や腱にも影響してしまいます。その弊害の一つとして蹄底潰瘍が起こってしまうことがあるのです。つまり、リラキシンが蹄骨を釣り上げている深屈腱を緩めることで、蹄骨が沈下し、蹄真皮を圧迫してしまうのです。分娩後に蹄底潰瘍が多くみられるのはこの影響もあるのです。
対策としては、リラキシンを分泌させないわけにはいかないので、乾乳にする前に正しく削蹄を行い、少しでも蹄骨の沈下を防ぐことが重要です。

今月はここまでにします。ありがとうございました。

by とある獣医師

2017-4-3 Category とある獣医師の独り言, コラム | コメントは受け付けていません。

~牛乳を飲んで高血圧の改善~



日本人に多い高血圧症の90%は、原因が特定できない「本態性高血圧」と呼ばれるものです。本態性高血圧は、遺伝的因子を背景
に環境的因子が加わって発症しますが、その環境因子で最も大きいのが食事です。高血圧を招く食事因子といえば、食塩の成分ナト
リウムの過剰摂取がよく知られるところです。血圧が上がるメカニズムはまだ完全に明らかにされていませんが、ナトリウムが血液循
環量を増やし、心拍出量を増加させるためという説があります。

ナトリウムの血圧上昇作用を妨げる働きがあるとして注目されているのがカルシウムです。1971〜75年に米国で行われた調査によ
ると、カルシウムの摂取量が多いほど、高血圧の頻度が低いという結果が報告されています。調査では、カルシウム摂取量が1日あ
たり300mg以下では高血圧例が11〜14%であったのに対し、1,200mg以上では3〜6%でした。

日本で行われた疫学調査でも、カルシウムの摂取量が少ないと、高血圧や脳卒中の発生が増加すると報告されています。
カルシウムが血圧を下げるメカニズムについては詳しく解明されていませんが、カルシウムがナトリウムの排泄を促進することが要因
の1つといわれています。
 
腎臓から分泌されるたんぱく質のアンジオテンシンから分解酵素レニンの作用でアンジオテンシンⅠがつくられます。アンジオテン
シンⅠはアンジオテンシンⅠ変換酵素(ACE)の作用でアンジオテンシンⅡがつくられ、強い血圧上昇作用を示します。最近の研究
では、牛乳のカゼインが消化されてできるペプチドのいくつかの成分が、この変換酵素の働きを阻害すると考えられ、結果的に血圧
の上昇を防ぐと考えられているそうです。

参考文献:一般社団法人 Jミルク
写真素材:イラストレイン
by Rimu

2017-3-27 Category コラム, 牛コラム | Leave a Comment

とある獣医師の独り言48

三月になりました。日差しも日に日に暖かくなり、少しずつではありますが春を感じるような天気になってきましたね。この時期はなぜかテンションが上がります。道北地方は例年より雪が少なく、比較的楽な冬となっています。あと一か月、何とか荒れることもなく過ごせることを祈っております。もう少しで待ち遠しい春がやってきます。それでは本題です。

先月は蹄の内部の構造こそが蹄底潰瘍誘発の原因であるというところまでお話ししましたが、その続きです。蹄底潰瘍とは少し話はそれますが、今月は褥瘡の話から始めます。

今月は褥瘡の話から始めます。皆さんは褥瘡(じょくそう)という言葉はご存知でしょうか?褥瘡は人の場合は床ずれとも言われ、ロコモティブシンドロームなどで寝たきりになった人などによく見られる症状です。インターネットで“褥瘡”で検索すると目を覆いたくなるような写真が多数出てきます。それら褥瘡の写真を一見すると傷があるため何かの細菌感染の影響に思われるかも知れませんが、細菌は直接関係ありません。褥瘡の発生はかかとやひじ、お尻の尾骶骨(びていこつ)など骨が尖っていて、かつ中の筋肉や脂肪が薄い部分で多く見られます。脂肪や筋肉が薄く骨が尖っているような場所は、長期間にわたって体重がかかり組織が圧迫されると、血液の流れが悪くなりやすい傾向があります。血液が途絶え、栄養が得られなくなった筋肉や皮膚は壊死(えし)を起こします。壊死を起こした部分は脱落することで褥瘡の発生となるのです(図1)。


図1 床ずれの模式図


写真1 飛節の褥瘡


写真2 大腿部の褥瘡

ですから褥瘡は圧迫による血行障害によって起こる、組織の無菌的壊死と言えます。余談ですが、笑点で長く司会を務めていた歌丸師匠が体調不良で入院しているときに褥瘡に苦しんだそうですが、彼は異常に痩せているため筋肉や脂肪が少なく、普通の人よりも褥瘡になり易かったのだと思います。痩せすぎというのも考え物ですね。
話を牛に戻しますが、もちろん牛にも褥瘡はあります。写真1は飛節の写真2は大腿部の褥瘡です。これらの牛は蹄が悪く寝てばかりいたため飛節や股関節に褥瘡ができてしまいました。牛の場合も回りよりも骨が飛び出ているような飛節や股関節の周囲部によく見られます。
なぜ、ここで褥瘡の話をしたかというと、蹄底潰瘍は褥瘡と発生の仕方が非常に酷似しているからです。蹄底潰瘍は細菌感染による蹄病だと勘違いしている人が良くいます。私も恥ずかしながら、つい数年前まで勘違いしていたうちの一人です。診療中に蹄底潰瘍を見つけた際に、『何か尖った石でも踏んだんだね。』と言う畜主さんに、『そうですね。』と答えていました。確かに何かを踏むことによって蹄に炎症や化膿ができる蹄病もあります。しかし、それは化膿性蹄皮炎(かのうせいていひえん)という別の蹄病です。蹄底潰瘍は血行障害によって起こる蹄真皮の壊死による蹄病です。その血行障害がなぜ起こるのかについてはまた来月お話しします。

byとある獣医師

九度山祭 雪合戦に参加しました

平成29年3月4(土) 名寄ピヤシリスキー場で九度山祭 雪合戦が行われ参加しました。

結果は入賞とはなりませんでしたが、楽しく参加させていただきました。








Canon EOS Kiss X2
photo by ryota

2017-3-6 Category コラム, 当社 | Leave a Comment

チーズの種類



チーズは製法により、大きく分けてナチュラルチーズとプロセスチーズがあります。
プロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱溶融して、いろんな形に固めたもので、保存性もよく、一定の味が楽しめます。ナチュラルチーズは、乳酸菌が生きていて、いろいろな製法により、バラエティ豊かなチーズがあり、それぞれの風味が、熟度によっても楽しめます。

1.フレッシュタイプ
一般的には、熟成させずに、原料乳を乳酸発酵させたり、凝乳酵素(レンネット)を加えて脱水したものです。
ヨーグルトとも似ていますが、違いは乳清(ホエー) を漉すことです。
代表するチーズ:フロマージュブラン、カッテージチーズ、リコッタ、モツァレラなど。

2.白カビタイプ (軟質)
白いカビの表皮を持つチーズです。ミルクを凝乳酵素で固めチーズに加塩した後、白カビを吹き付けて(ミルクに白カビ菌をさきに入れる場合もあります)熟成していきます。
白カビがタンパク質をアミノ酸に変える働きでチーズの熟成を促して味わいを深めていきます。
代表するチーズ:カマンベール、ブリ・ド・モー、クロミエなど。

3.青カビタイプ (軟質、半硬質)
ブルーチーズは最初にミルクに青カビを混ぜ込んだり、型詰めのときに植えつけて熟成させます。ピリっとした塩味と独特の香りがあります。
代表するチーズ:ロックフォール、ゴルゴンゾーラ、ブルースティルトンなど。

4.ウォッシュタイプ (軟質)
チーズを熟成させる際、チーズの表面を塩水やその土地によってアルコールで洗うことから「ウォッシュ」と呼ばれ、ウオッシュしたやわらかめの チーズをいいます。熟成が進むにつれ、表皮はねっとりと茶褐色 になり、特有の強い香りを放ちますが中はクリーミーで濃厚です。
代表するチーズ:エポワス、マンステール、ポン・レベック、タレジョなど。

5.山羊・羊 (シェーブル & ブルビ) タイプ (軟質、半硬質)
シェーブルとは山羊乳で作られるチーズです。中には乾燥を防ぐために灰をまぶしたのもあります。色は白く、酸味があります。 熟成するにつれ、ほっこりとし、しっかりとした濃厚なお味になります。ブルビは羊乳タイプのチ-ズです。シェーブルよりクセが少なく、まろやかな味になります。
代表するチーズ:サントモール、クロタン・ド・シャヴィニョルなど

7.ハード (加熱圧搾) タイプ (硬質、超硬質 水分40%以下)
最も長期保存がきく大型チーズです。カード(凝乳)を加熱し、細かくカットすることで水分がさらに抜けさらに強く圧搾したもので、水分量が非常に少ないです。
長い熟成期間にしっかりと旨味がつまり、深みのある味わいになります。
代表するチーズ:コンテ、グラナ、パルミジャーノ・レジャーノなど。

参考文献:世界チーズ商会株式会社
写真素材:ゆんフリー写真素材集

2017-3-4 Category コラム, 牛コラム | Leave a Comment

牛乳の種類



・成分無調整と成分調整牛乳の違いって?
成分無調整とは、読んで字のごとく製造工程で成分を調整していないもの。いわゆる牛乳はすべて「成分無調整」です。一方、平成15年に食品衛生法に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(以下、乳等省令)が改正され、<種類別>成分調整牛乳が新設されました。成分調整牛乳とは、生乳から水分、脂肪分、ミネラルなど、乳成分の一部をとりのぞいて、成分を調整した牛乳のこと。無脂乳固形分(牛乳から乳脂肪分と水分をのぞいた成分)は8.0%以上と決められています。乳脂肪分の規定はありませんが、市販されているものは1.5 %を超えるものとなっています。

・成分調整牛乳の仲間は?
遠心分離によって脂肪の一部を除去し、牛乳よりも脂肪を抑えたものや、水分の一部を除去し、牛乳より成分が濃厚なものなどがあります。

低脂肪タイプ:脱脂粉乳などを加えて、脂肪分を少なくしたタイプです。一般的に、乳脂肪分は1.0〜1.5%、無脂乳固形分8.5〜10.0%のものが多いようです。牛乳よりも低エネルギーですが、脱脂粉乳などを加えているので、たんぱく質やカルシウムは多く含まれています。「脂肪は少なく、カルシウムはしっかり摂りたい」という方にぴったりです。

濃厚タイプ:生乳に濃縮乳、クリーム、バターなどを加えたものです。脂肪、たんぱく質、カルシウムなどの各成分も多いので栄養価も高く、風味も濃厚です。乳脂肪分は4.0〜4.6%、無脂乳固形分8.5〜10.5%のものが一般的。「コクのある牛乳が好き!」という方におすすめです。

乳製品以外のものが入れば乳飲料
牛乳に、乳製品以外のミネラル、ビタミン、コーヒー、果汁などを加えた飲み物のことです。「乳等省令」による成分の規定はありませんが、「飲用乳の表示に関する公正競争規約」によって、「乳固形分を3.0%以上含むこと」と決められています。ちなみに牛乳の乳固形分は約12%。乳飲料には、これと同程度のものから1/4くらいのものまであり、次の三つに分類にされます。

栄養強化タイプ:カルシウムを加えたものが多いようです。また鉄、ビタミンD、E、食物繊維、オリゴ糖など、本来は牛乳に含まれていないもの、または少ない成分を加えたものもあります。たんぱく質は牛乳よりも多く、脂肪は少ないものが主流です。

し好タイプ:コーヒー、果汁、甘味などを加えたもの。カフェラテ、ミルクティ、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳などがこの仲間です。

乳糖分解タイプ:日本人には、牛乳を飲むと「おなかがゴロゴロする」という人が多いといわれています。その原因である、乳糖の一部を酵素で分解した、おなかにやさしい乳飲料です。乳糖がグルコース(ぶどう糖)に分解されるので、甘味があります。


参考文献:株式会社 明治
写真素材:GATAG フリー素材集 壱

by RIMU

2017-2-25 Category コラム, 牛コラム | Leave a Comment

牛乳のもつ不思議な働き



ミネラル・キャッチャーとは、牛乳ぬ含まれているカゼインが分解されてできる、カゼインホスホペプチドのこと。カゼインホスホペプチドには、ミネラルと結びつき、その吸収率を高めるという興味深い働きがあります。

牛乳のたんぱく質であるカゼインは、体内で分解されるとカゼインホスホペプチド(CPP)という物質を生成します。カゼインホスホペプチドは、牛乳のみならず、ほかの食品に含まれるミネラルとも結びつきやすく、その結果、ミネラルの吸収率を高める働きをします。
鉄分は、赤身の肉やレバー、大豆、プルーンなどの食品に多く含まれていますが、吸収率がよくありません(動物性食品のヘム鉄で20%程度、植物性食品の非ヘム鉄では数%)。

しかし、牛乳と一緒にそうした食品をとると、カゼインホスホペプチドの働きによって、鉄分の吸収率が高まります。牛乳そのものには鉄分がほとんど含まれていませんが、ほかの食品の鉄分吸収を助ける不思議ともいえる働きをするのです。
カゼインホスホペプチドは、鉄分にかぎらず、多くのミネラルと結びついて吸収を助ける働きをするので、「ミネラル・キャッチャー」とも呼ばれているみたいです。

参考文献:株式会社 明治
写真素材:素材のプチッチ

by RIMU

2017-2-18 Category コラム, 牛コラム | Leave a Comment

とある獣医師の独り言47


二月になりました。今年はいつもの年よりかなり早く一月下旬に流氷がやってきました。紋別や網走よりも早く稚内の宗谷岬に接岸したそうです。これは観測史上初の事態だそうで、これも異常気象の一つなのかもしれませんね。流氷は様々なプランクトンや栄養素を氷漬けにして北海道まで運んでくるため、オホーツク海を豊かにしてくれると言われています。しかし、流氷の上を渡ってくる風は非常に冷たく、また海が氷で閉ざされることにより、内陸的な気候になることで朝晩の冷え込みが厳しくなります。ますます外に出るのが億劫になってしまいます。まだ二月ですが春が待ち遠しいです。では本題です。
先月は蹄底潰瘍の原因は蹄の構造によるという話までしましたが、その続きからです。
いわゆる蹄(ひづめ)は外側の蹄壁と底の部分にあたる蹄底、そして蹄壁と蹄底をつなげている白線によって構成されています。蹄壁は我々人間でいうところの爪にあたり、皮膚と蹄壁の境目の蹄縁角皮という部分で作られます。一方で蹄底は人で言えば指の腹の皮が非常に固く肥厚したもので、蹄底の内側にある蹄真皮という部分で作られます。そして、蹄壁と蹄底を強固に結合している部分が白線になります。
さらに蹄の内部を見ると、大まかに蹄骨と呼ばれる骨と伸腱(しんけん)と深屈腱(しんくっけん)と呼ばれる二本の腱、さらに蹄球枕(ていきゅうちん)で構成されています。伸腱は蹄を伸ばすための腱、屈腱は蹄を曲げるための腱です。我々が指を伸ばしたり曲げたりするのをイメージすると分かり易いと思います。そして、蹄球枕は蹄骨や蹄真皮を床からの衝撃から守るクッションの役割をします。図を見ると分かるように、蹄骨は蹄の前方は蹄葉を介して蹄壁に付着しているものの、後方はどこともくっついてはいません。蹄骨の後方は腱の付着部(図の赤〇)で深屈腱に釣り上げられながら、蹄球枕に浮いているような状態です。この不安定な蹄の内部構造が牛の蹄底潰瘍の誘発の最大の要因になっているのですが、この続きは次回にお話しします。
お付き合いありがとうございました。


蹄の構造(フットケアガイドより引用)


蹄の内部構造(フットケアガイドから引用 一部変更)

by とある獣医師



カルシウムをとるなら・・・・・


牛乳は、ほかの食品と比較すると、カルシウムの消化吸収率が高く、効率良くカルシウムをとることができます。チーズなどの乳製品もカルシウムが豊富です。

カルシウムは、もともと吸収されにくい栄養素です。カルシウムを豊富に含む食品について消化吸収率を比較すると、牛乳40%、小魚33%、野菜19%となっていて、牛乳がもっとも優れています。牛乳に含まれるカゼインや乳糖には、カルシウムの吸収を助ける働きがあることが、消化吸収率の高い理由の1つと考えられています。

また、牛乳にはミネラルの1つ、リンが含まれています。丈夫な骨をつくるには、カルシウムとリンの比率が重要ですが、牛乳には理想的とされる2〜1:1の比率で含まれていることも、牛乳の優れた点です。
そしてもう1点、カルシウムは体内でつくることができないので、毎日の食事から継続して摂取する必要があります。牛乳や乳製品は、そのままでも、また調理をしても食べることができるので、簡便かつ効率良くカルシウムを摂取するのに最適です。

ちなみにヨーグルトやチーズなどの乳製品では、発酵過程でカルシウムが乳酸と結合することで、より消化吸収率が高くなります。また、100g当たりのカルシウムの量も牛乳の約100mgに対して、ヨーグルトには110〜130mg、プロセスチーズでは630mgも含まれているそうです。

参考文献:株式会社 明治
写真素材:GATAG|フリー素材集 壱

byRIMU 

2017-1-29 Category コラム | Leave a Comment

牛乳はビタミンも豊富


牛乳には、ビタミンCは少ないものの、そのほかのほとんどのビタミン(脂溶性ビタミンのA、D、E、K。水溶性ビタミンのB1、B2、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、B12など)が含まれています。
とくに豊富なのが、ビタミンA(レチノール)とB2です。

ビタミンAは、活性酸素の発生を抑え、細胞の老化を防ぐ働きがあり、アンチ・エイジングには欠かせないビタミン。不足すると、視力の低下や肌のかさつき、抜け毛などが起こりやすくなります。また、ビタミンAには、免疫機能を高め、感染症などを予防する働きがあることもわかっています。

もう1つのビタミンB2には、細胞の再生や脂質などの代謝を促進する働きがあります。皮ふや髪、肌などを健康的に保つ「美容ビタミン」として知られています。また、脂質をエネルギーに変換するので、脂肪分の多い食事を好む人や、肥満の予防・解消には不可欠のビタミンです。

ビタミンAとB2は、レバーやウナギなどに多く含まれています。しかし、毎日続けて摂取することを考えると、手軽に飲むことができる牛乳はとても身近な補給源だといえます。

また、ビタミンは単独で働くほかに、数種類の相互作用によってより高い機能を発揮します。多くのビタミンを含む牛乳は、この点でも優れた食品だそうです。

参考文献:株式会社 明治
写真素材:ピクト缶

by RIMU

2017-1-22 Category コラム, 牛コラム | Leave a Comment

2018 菅原道北削蹄所|北北海道を幅広くエリアカバーする牛削蹄所です . | Blue Weed by Blog Oh! Blog