Hokkaido Photo 7/27
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor ED18-55mm F3.5-5.6GⅡ
photo by RIMU
函館にて
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor ED18-55mm F3.5-5.6GⅡ
photo by RIMU
函館にて
いきなり夏がやってきました。テレビでは、今年も熱中症による死者がニュースになっています。
牛の熱中症について調べてみました。毎年熱中症で牛だけでなく、豚や鳥などの家畜が死亡しているようです。
乳牛は暑さに弱く、熱中症になると採食量が低下し乳量の低下、繁殖能力の低下、免疫力の低下などをまねきます。
家畜としての乳牛は、熱中症になると乳量の低下、死亡などにより経済的に大きな損出となります。
今年の夏は、あまり暑くなりすぎませんように。
bySAGA
帯広競馬場
Nikon D80 Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
photo by sugaWara
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G
Photo by RIMU
名寄市にて
北海道牛削蹄師会の会誌「北の蹄 52号」が発行になりました。
内容は春に開催された北海道牛削蹄師会総会の様子、リレー通信削蹄への道コーナーでは当社倉口が掲載です!
by Rimu
6月28日朝一番の東大に行く前の一コマ
sony rx-100
photo bay sugaWara
東京大学農学部1号館より
sony rx-100
photo by sugaWara
平成27年6月27日(土)~28日(日)
東京大学農学部で行われたシンポジウムに道北護蹄会木内会長と塚田副会長と参加してきました。
シンポジウムの内容は、
セミナー『馬の装蹄から考えるフットケア』
症例報告『牛の断蹄症例に対するラップ療法の応用』など
インフォメーション『蹄管理者の衛生』など
研究報告『大規模牛群におけるDDコントロール』などなど
充実した内容でした。
今後のミーティングで会員の皆様にお伝えできたらと思います。
広い構内!到着するまでの長い道のりだった、農学部1号館8番教室
研究会帰りの
安田講堂前より
赤門前の木内会長、塚田副会長
photo by sugaWara
SONY XPERIA Z1
Photo by RIMU
北見市 武田削蹄所の武田豊和さん
牛乳で骨粗しょう症や老化を防ぐ
カルシウムは骨や歯を作るだけではなく、血液や神経、筋肉などが円滑に働く役割も持っています。
カルシウムが不足すると、こうした毎日の生理作用を補うために骨の中のカルシウムが使われます。
そのために骨がスの入ったようなスカスカの状態になり、もろくなる病気が骨粗しょう症です。
これを防ぐためには、若い頃から牛乳のようにカルシウムの吸収率のよいものをとり、カルシウムを貯金することが大切です。他にカルシウムは、脳卒中などを引き起こす動脈硬化を防ぐ役割があります。
動脈硬化は動脈の壁にコレステロールが沈着して血管を狭くします。
カルシウムが不足すると、コレステロールの沈着が促進されることが知られています。
また、高血圧を防ぐためには、たんぱく質を充分に摂取することが大切です。
良質のたんぱく質は血管を保護し、強く丈夫にするほか、たんぱく質のアミノ酸であるメチオニンが血圧を下げる働きをするといわれています。
吸収率の良いカルシウムと良質のたんぱく質をバランス良く含んだ牛乳は、高血圧や動脈硬化、骨粗しょう症を防ぎ、脳卒中や心疾患などの成人病を予防するために、大切な役割を果たしています。
byRIMU
6月ですね。今月の中過ぎにはここ宗谷でも草刈りが始まります。今年の天気はどうなんでしょうか。この時期の天気が今後一年間の乳量や病気の発生に大きく影響する訳ですから、何とか晴天が続いてくれる事を祈るばかりです。
前回はケトーシスとは何かについてお話ししました。今月はもう少しケトン体が産生される過程を詳しくお話ししていきます。
ケトン体はなぜできるのか
ケトン体は牛だけが作る物質ではありません。人間も作るし、肉食獣であるネコやイヌも地球上のほとんどすべての動物が作り出す物質です。動物が飢え死にしないように取る、自己防御手段の一つです。
太古の昔から動物は飢餓との戦いでした。人も現在のように一日三食ご飯が食べられるわけでもなく、牛も家畜になる前はサイレージや配合飼料が毎日お腹いっぱい食べられるわけではありませんでした。ですから、いつもより多く食べられた時に余ったタンパク質やブドウ糖を貯蔵に最も適した脂肪の形として内臓や皮下に溜めることを覚えました。油は筋肉や砂糖より燃えやすい事を考えると、いかに効率が良い貯蔵かがわかると思います。
一方、食べられない時には、肝臓で筋肉を分解してできたアミノ酸を変換してブドウ糖を作る糖新生を行い全身で利用するということを獲得しました。ですから、飢餓の時、動物は痩せてはいきますが、数日食べなくても生きていけるわけです。この過程で出来るのがケトン体です。
どのようにケトン体はできるのか?糖新生を行うにはエネルギーが必要です。このエネルギーを作り出すのが脂肪の分解です。体中から脂肪は肝臓に入り分解され脂肪酸になり、脂肪酸がさらに分解される時にできるアセチルCoA と言う副産物がケトーシスの原因物質ケトン体になるわけです。しかしケトン体は全くの悪ではありません。ケトン体は飢餓状態時の脳の唯一のエネルギー源として使用されるからです。 しかし飢餓状態が長引き、脂肪の分解が過剰になると、ケトン体は利用されずケトーシスと言われる病態に移っていくわけです。
では、なぜケトーシスになると食べないのでしょうか?ケトン体はアセト酢酸、βヒドロキシ酪酸と言うように酸が付いていることからもわかるように酸性物質です(ケトン体のうちのアセトンは別です)。ですから体のpHは酸性に傾き、アシドーシスになるわけです。これをケトアシドーシスと言います。アシドーシスになっては食欲が低下するのもわかりますよね。人もケトーシスになるそうですが、その典型は糖尿病だそうです。糖尿病では糖が吸収されないため、体は極度の飢餓状態になるため、人でもケトアシドーシスになるそうです。
今月はこのくらいにしておきます。
お付き合いありがとうございました。
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G
Photo by RIMU
稚内にて
Nikon D5000 Nikon AF-S DX Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G
Photo by RIMU
名寄公園にて
平成27年5月23日(土)浜頓別会場 NOSAI中部支所 24日(日)名寄会場 駅前交流プラザよろーな 会議室で12:00~
第1回道北護蹄会フットケアミーティングが開催されました。
『アシドーシス 牛の消化について考える』
宗谷地区NOSAI中部支所 獣医師 塚田隆興 氏(道北護蹄会 副会長)
『日々の蹄治療 ~実例からの考察~』
(有)なかとんべつ動物病院 獣医師 木内彰 氏(道北護蹄会 会長)
多くの方ご参加ありがとうございました。
by RIMU